「500g」
普段何気なく手にしている500mlペットボトルと、
変わりない重さ。
ペットボトルが重いと思うものは、
ほとんどいないだろう。
そんな気にならない重量で、
自分は肩のトレーニングを行っている。
それでも、トレーニング後は、
肩の筋肉がパンパンになり、
肌は赤みを帯びて、
触ると熱を感じるほど熱くなる。
重量に頼らず、筋肉をしっかり使うことに特化しているからこそ、
できるトレーニングなのである。
■『筋肉マスター』の教え
自分が『筋肉マスター』から、
肩のトレーニングを教えられたときに、
言われたことを今でも覚えている。
「筋肉隆々のボディービルダーでも、3kgが限界ですよ」
その人に合わせた、最大重量を持たせることで、
筋肉をありえないスピードで成長させることの出来る、
『筋肉マスター』が何人ものトレーニングに関わってきて、
出した答えだっただけに説得力があった。
500gのダンベルを持ったとき、
正直こんな重さが売っていることにも驚いたし、
本当に効くのだろうかと半信半疑だった。
しかし、実際に行ってみれば、
その疑いはすぐにどっかに飛んで消えていってしまった。
顔は苦悶の表情になり、
肩はパンパンに張り、
終わった後には身悶えるほど、
今までに感じたことのない筋肉の痛みを感じたのだ。
■「サイドレイズ」で大切なこと
自分が行っている「サイドレイズ」と呼ばれるトレーニングは、
それぐらいきつい動作である。
ただYouTubeで紹介されている動画には、
自分が行っている「サイドレイズ」は紹介されていない。
両手に重りを持ち、
左右に広げるだけでは、
肩の筋肉を収縮・伸展させることは出来ないのである。
肩の筋肉を収縮させるには、
猫背になることとお腹を突き出すことの2つが出来なければならない。
直立のままでは、肩に負荷をかけることが出来ないのだ。