その雑誌では代謝UPの特集が組まれており、
腹部の脂肪をどうすれば除去できるかが書かれていた。
その方法は、食事制限+隙間時間の活用。
簡単に言うと、食べる量を減らして、
出来る限り運動に時間を費やすという方法。
読みながら
「いやいや、当たり前だろう」と
小声でツッコミを入れていた。
代謝UPというより、
運動量UPといったところだろうか。
見せ方としては参考になったが、
自分が考える代謝UPとは、
あまりにもかけ離れていたのだ。
■歩けば痩せる?
運動量を増やせば、代謝が上がる。
とは一概には言えない。
なぜなら、動くだけでは筋肉は使われないから。
ランニングやウォーキングをしても、
なかなか痩せないのは、
筋肉を使っていないから。
確かに脚や腕は動いているけれど、
筋肉が大きくなるほどの負荷をかけることは出来ていない。
だから、動いているときは代謝を上げることが出来るが、
仕事をしているとき、テレビを見ているときなどの、
運動していない時間は当然下がってしまう。
そのため、運動をしているのに、
体型に変化が起きないという循環に陥るのだ。
■体型変化を起こしたいならトレーニングをするべき
またウォーキングやランニングでは、
エネルギー源として脂肪よりも筋肉が使われやすい。
筋肉がエネルギーとして使われれば、
総量が減ることになり、
何もしていないときの代謝は更に下がることになる。
以上を踏まえると体型を変化させたいのなら、
まず取り組むことはトレーニングということになる。
普段使われない筋肉を使い、
筋肉量を増加させる。
筋肉量が増えれば、
何もしていないときの代謝は上がる。
筋肉を増強するには、筋肉を使うこと。
筋肉を使うことで、筋肉量が増加し、
周りの筋肉も刺激され、基礎代謝が活発になるという流れだ。
ただ世間一般に知られているトレーニングでは、
体型変化は起こりにくい。
なぜなら、筋肉が使えていないから。
筋肉を使うことに特化した
『筋肉マスター』に伝授されたトレーニングを活用すると、
短期間で体型変化を起こすことが出来るのだ。
「走る前にトレーニング!」