終わった直後、何事もなかったかのように、
涼しい顔をしている人がいる。
それが人目を気にしたパフォーマンスなのか、
それとも全く筋肉に効いていないのか。
自分にはわからない。
しかし、筋肉を育てるほどの負荷がかかっていれば、
終わった直後は、筋肉がパンパンに張り、
しばらく動く事ができない。
『筋肉マスター』のトレーニングは、
まさにそういったものだった。
■筋肉を成長させるために破壊する
筋肉を使う事。
動けば筋肉を使っていると思いがちだが、
実は違う。
筋肉を大きく育てる絶対条件は、
筋肉を破壊するほどのインパクトが必要。
動かすだけでは、
筋肉は成長しないのである。
だからといって重いものを持てば、
負荷がかかるというものでもない。
確かに自体重よりも、
重みはかかるが、
それが狙った場所に働きかけていなければ、
全く意味がない。
ただ怪我のリスクを上げているだけなのだ。
■「疲れる=効いている」ではない
腹筋運動も同じ。
ただ曲げる運動では、
筋肉が脂肪を突き破り、
『シックスパック(6つの腹筋)』を創ることはない。
何十回、何百回、何千回と、
繰り返しやることで疲れる。
それが効いていると勘違いさせる。
疲れるのと、使うのは全く違う。
腹筋を収縮・伸展させる事ができていれば、
10回やるのも苦しく、終わった後は、
天井を見つめしばらく動く事ができなくなる。
そのくらいの負荷をかけてあげなければ、
『シックスパック(6つの腹筋)』を具現化することは叶わないのだ。
では、どのような動きをすれば、
高負荷腹筋を実現できるのだろうか。
「夏までには・・・」