ルールとは何のために存在するのか?
この世界には、様々なルールが存在する。
国における法律。
会社における就業規則。
学校における校則。
ルールを創ることで基準ができ、
秩序が生まれる。
肉体改造においても同じことが言える。
様々なトレーニングメソッドは、
どれにもルールが存在する。
ルールを遵守することで、
望む結果が得られるようになっている。
糖質制限も然り。
ルールが存在し、
守れる者は大きな果実を手にすることができる。
■欲望と折り合いをつける
三大欲求の一つである「食欲」。
人間の欲望は果てしない。
食事制限はその欲望との闘い。
しかし欲望を抑えつけるのは、
至難の業である。
だから食べる食材を制限することで、
「食欲」を満たしながら、
脂肪を減らそうとする試みが「糖質制限」のようだ。
食べてはいけない食材は、
糖質を多く含む食品。
それだけを見てしまうと、
「自分には無理」という言葉が
口を割って出てきそうだが。
では食べていい食材とは何なのだろうか。
■食べてもいい食材
一覧を挙げてみる。
・肉類・魚介類・卵・大豆・大豆食品・葉野菜
・海藻類・キノコ類・乳製品・油脂類(植物油)
・蒸留酒(焼酎・ウィスキー・ウォッカなど)
となっている。
筋肉を成長させるタンパク質を多く含む食品は、
食べてもいいのだ。
しかし、注意する食材もある。
・果物・牛乳・ヨーグルト・加工肉
・練り製品・種実類・調味料・ワイン
これらは糖質を含んでいる可能性があるので、
注意する必要がある。
■食べないという選択肢はない
食べることは生きること。
生きるためには、
食べることが必要だと思っている。
食事を断ち、脂肪を減らし
痩せることは簡単。
食べられないという苦しさは付きまとうが、
我慢できれば一番簡単に痩せることができるかもしれない。
しかし自分にとってそれは生きることを放棄したのと
同じ意味を持つ。
食べる楽しみ・喜びを味わうことも、
人生を満喫する上では必要なのではないだろうか。