10月10日(土)に、21回目となる『オンラインけん玉練習会』を行いました。

 

 

【第1部】は、

  • 大皿ジャンプ〜けん、もしかめ〜けん
  • とめけん、自由落下とめけん、N字とめけん、つるしとめけん
  • けん玉ゲーム(初級)・・・とめけん→こま→自由落下とめけん
  • けん玉ゲーム(中級)・・・つるしとめけん→こま→自由落下とめけん

などをして楽しく遊びました。

 

【第2部】は、テーマを決めての練習です。今回のテーマは「はねけん」

  • 飛行機
  • はねけん
  • UFO(横はねけん)
まずは「飛行機」ができるようになるように練習しました。そして「はねけん」ができるようになった方は、「UFO」という難しい技にもチャレンジしてみました。
 
 

けん玉がじょうずになるための心構えとは

けん玉の練習をしていて、「どうやったらけん玉がもっと上達するのだろうか」と考えたことはありませんか。

 

私は毎日のように考えています(笑)

 

 

 

今回は、『あそぼう、けん玉(こどもチャレンジシリーズ)』という本の中にある「けん玉上達法12ヶ条」というものを紹介したいと思います。

 

 
著者である丸石照機(まるいし てるき)さんは、日本けん玉協会の前会長(第4代)を務められた方で、けん玉道十段。けん玉歴は40年。

 

その丸石照機十段が、けん玉上達についての心構えを12ヶ条にまとめています。

 

「けん玉上達法12ヶ条」

  1. けん玉は、明るく・楽しく・元気よく、やりましょう!
  2. けん玉は、大切なものとして、大事に扱いましょう!
  3. けん玉の糸の長さは、ほどよい長さに、調整しましょう!
  4. けん玉は、けん軸と皿胴を、しっかり固定しておきましょう!
  5. けん玉は、時と場所を選び、マナーを守ってやりましょう!
  6. けん玉の技は、構え・動き・完成に分けて考えましょう!
  7. けん玉の構えは、適切な持ち方と姿勢に注意しましょう!
  8. けん玉の動きは、1、2、3のリズムをとってやりましょう!
  9. けん玉がやっとできた時は、素直に心の底から喜びましょう!
  10. けん玉は、自分ができない時でも、人を応援しましょう!
  11. けん玉の終わりは、糸を皿胴に巻き玉をけん先に入れましょう!
  12. けん玉は、あせらず・あわてず・あきらめず・やりましょう!
心の技
丸石照機 十段
 
 
 
いかがでしたでしょうか。
これを読んでみて、なるほどと考えたことがあります。
 
 
けん玉の技を習得するためには、数限りない失敗をします。
できるようになった技をやるのにも、100%いつも成功するとは限りません。
 
けん玉で遊ぶということは、失敗という経験をこれでもか、これでもかと、たくさん突きつけられることでもあります。
 
だからこそ、12ヶ条の最初にあるように『明るく・楽しく・元気よく』やることが、なによりも大切なのではないでしょうか。
 
 
 
 
写真は、2019年の夏に、競技用けん玉生産「日本一」の山形工房を訪れた時のもの。日本けん玉協会の第3代会長、金井芳生さんの『明るく・楽しく・元気よく』の書がありました。
 
 
 
そして、失敗の蓄積から成功をつかむ(技を習得する)ためには、12ヶ条の最後にあるように『あせらず・あわてず・あきらめず』に、けん玉を続けていくことが必要です。
 
 
自分自身がけん玉を練習する上でも、子どもたちにけん玉を指導する上でも、この12ヶ条を忘れないようにしていきたいと思います。
 
 

♪次回のオンラインけん玉練習会は、10月17日(土)を予定しています♪


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