家の水道管が銅管のため、交換するとにしました。
銅管の寿命は20~25年で、自宅の銅管は24年目になります。
運が良ければ、30年以上は使えると思いますが、ユニットバスや壁の中の気が付かない部位で水漏れが発生した場合、建物の被害も大きく、修理も大変になるため、銅管の交換を行うことにしました。
銅管の寿命から考えると、いつかは銅管の交換が必要となりますが、銅管を容易に交換できる構造で配管を設置していません。そのため、配管が入っている部分の壁を切り、配管を交換する作業が必要となり、かなり大がかりな工事となりました。
交換する水道管は、架橋ポリエチレン管にしました。寿命は30~40年です。
銅管の交換のタイミングで
ユニットバス(寿命15~20年)、洗面台、キッチン、給湯設備、洗面台とトイレの劣化してきているクッションフロアーの交換を実施しました。
先ずはシステムキッチン、
「LIXIL システムキッチン ノクト」にしました。
主に設置後の感想を記載します。
キッチンのトップ(天板)は、以前使用していたキッチンの人工大理石が、本当の石のような材質だったので、今回も気にしてませんでした。
人工大理石がカタログ上では、「350℃20分間放置しても、著しい変色・変形はしないことを実証済です。」という記載ですが
設置後のシールを見ると
「熱いナベ、火のついたタバコなどを直接置かないでください。変色・変形の原因になります。」という記載で、やや弱い印象を受けました。カタログの記載と本体の記載は合わせるべきと感じました。この表記がカタログに書いてあれば、1ランク上のセラミックトップも選択肢に入ったと思います。
シンクは、年1回、カラフトマスを釣ってくることもあるので、幅が広い「ひろびろキレイシンク」にしました。
標準のキレイシンクは、幅が76.84cmです。
カラフトマスがギリギリです。稀に釣れるサケ(80cm)ならサイズ的にOUTです。
ひろびろキレイシンクは、幅が91.8cmで+15cmも大きいです。
このサイズならカラフトマスは余裕で、サケが釣れてもOKです。
排水溝が小さく、排水トラップの清掃はシンクの下側から行う必要があります。
シンクの人工大理石にも、注意事項のシールが貼られています。
水栓金具は、タッチレス水栓にしました。
使い始めると、非常に便利なことが実感できました。
浄水機能付きにしましたが、フィルタの取替はキッチンの下なのでちょっと大変です。
タッチレス水栓は回転角度が100°で、標準設置の可動範囲は左側に回転がこの位置まで、
右側に回転がこの位置までです。
いずれもシンクの上に水栓金具がある状態にあり、カラフトマスをシンク内で処理してから、魚を捌くため移動させる時の動線上にあるため、回転範囲の位置の変更を行いました。
タッチレス水栓でなければ回転角度は150°なので問題はなかったと思います。
本来の取り付け位置の正面方向から、約30°くらい右方向の変更しました。
タッチレス水栓下側の「正面▼」のシール位置が右方向に変更していることがわかると思います。
変更後の左側に回転がこの位置まで
右側は、回転がこの位置まで変更することができました。
シンク上から水栓金具を外すことができ、カラフトマスをシンクからトップへの移動が容易になりました。今年の夏にカラフトマスが釣れたら、実感できる予定。
これは、設置時に気が付いて良かった点です。
IHクッキングヒーターは、LIXILからラインナップされているものは、パナソニックの場合、LIXIL用の専用型番になっていました。
LIXIL用の専用型番「CH-MRS6ANJG」オールメタル対応、トップ間口60cmタイプ 定価425千円
楽天で検索すると約264千円くらいでした。
いつの間にか機能が進化していて、IHクッキングヒーターでレンジフードを自動連動機能(照明も連動)があり、この仕組みを利用したいと考え調べました。
仕組みは、IHクッキングヒーターとレンジフード間で赤外線通信を行い、自動連動しているようでした。
パナソニックの市販タイプのIHクッキングヒーターでは、換気連動(赤外線)コードの切替を行うことができることができるため、市販タイプのIHクッキングヒーターでオールメタル対応のものを購入しました。
---<換気連動(赤外線)コード>-----------------------------------------
パナソニックレンジフード 赤外線の周波数 36.7kHz(家製協フォーマット)
その他のレンジフード 赤外線の周波数 36.7kHz(NECフォーマット)
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KZ-AN56S オールメタル対応1口ありものにしました。 購入時155千円でした。
IHクッキングヒーターも進化していて、冷凍の魚を焼くことができます。
IHクッキングヒーターでレンジフードを自動連動が非常に便利です。
照明も連動して点灯して、レンジフードを手動で操作することがなくなりました。
レンジフードは、「よごれんフード」(富士工業製)にしました。
かなり前からあったみたいですが、改良が加えられ、油を除去する回転ディスクにオイルトレーが付くようになったみたいです。
内部のファンは10年間掃除不要という製品です。
オイルトレーですが、ボタン1つで下に落下しますので、落下防止機能が必要と感じました。落下具合によっては、IHクッキングヒーターの天板を破損させる恐れがあります。
注意事項に書いてますが、見えにくい位置です。
回転ディスクです。これで油成分をオイルトレーに吹き飛ばす面白い仕組みです。
この回転ディスクとオイルトレーは清掃が必要です。
キッチンだけでも、選択肢がたくさんあり、判断を含め大変でした。
その他、ダウンウォール、LED照明、開き扉とトレーボードなどがありますが省略します。
心残りは、トップの素材選択でした。
システムキッチンは製品の機能UPや進化を実感しましたが、検討段階ではシステムキッチンのパーツの組み合わせが多過ぎて、パーツ詳細仕様の把握、取付の可否、ランクアップの仕方(どう変わる)、合計の価格など、Webカタログでは容易に判断できないため、車のWeb見積のようなDX的な仕組み(車よりパーツ数が多いのでちょっと大変ですが)を取り入れると、お客さんが理想とするシステムキッチンを自由に検討できて、メーカー側としても便利な機能をお客様が選択してくれると収益UPにもつながるのではと感じました。