おはようございます。
カーペンターの小西です。
三重に来ています。
三重沖で試作ロッド、試作ルアーの試験をしています。
持ち込んだ試作ロッド
よく釣行のお誘いをいただくことがあるのですが、ブランク作りは3人体制で行っており、タイミングが合わないと、なかなか良い返事ができません。
今回は、ちょうどブランク作りがなく、外出しやすいタイミングだったため、釣友のチャーターに寄せていただきました。
最近の三重沖は、キハダマグロは居るものの、誘い出しではほとんど出てこない状況とのことでした。
ナブラが出た一瞬にルアーが入るとヒットすることがある。魚は居るけれど、簡単には釣れない状況のようでした。
普段から行われている釣法でヒットさせるのが難しいのであれば、別のアプローチを試してみようと思いました。
ちょうど完成した「クラリス210mmの別タイプ」のプロトがあったので、今回はこれを持ち込みました。
クラリスは、ルアーのバランスの関係で、どうしても飛距離が出にくいルアーです。
そこで、ルアーがよく飛ぶLGM、かつ、8フィート8インチというロングロッドで、クラリスを投げてみると、クラリスが飛ばないという感覚を忘れるくらい、よく飛びました。CRF-LGM88/34 とてもよいです。
鳥は居るものの、ナブラにはならなく、投げるチャンスも、それほど多くありませんでした。
そんな状況の中、LGM88/34+クラリス210mmの別タイプのプロトで、夢のようにヒットしてくれました。
ソナー反応の誘い出しです。
LGM88/34 プロト
釣友の岸本さんがビデオを撮って下さりました。写真は、そのビデオの静止画です。
CRF-LGM88/34はロングロッドです。ロングロッドは魚を掛けてからグイグイ寄せるというよりも、ロッドを大きく溜めてファイトします。
ロッドが大きく曲がり、バネのように戻っていく。その反発で、魚が少しずつ浮き上がってきます。
LGM88/34 プロト、ロングロッドですが、綺麗に曲がって、使いやすいです。体力がある方には喜んでいただけそうです。体力に自信がない方は、LGMよりもワンランク弾性が低いEPのロングロッドがよいと思います。
ロングロッドは、投げるにも、フィットにも、ロングロッドゆえの使い方があります。最初は難しいと思います。私もそうでした。
マグロで必要な飛距離 その「もう一歩が届く」という素晴らしい利点がロングロッドにはあります。
しかし、ロングロッドは、ショートロッドのように負荷が掛けにくいです。その為、ファイトは少し長くなります。
利点、欠点を分かって使えば、ロングロッド、武器になってくれると思います。
クラリス210mm 別タイプ
クラリス210mmはヒラマサにもよかったです。クラリス230mmでGTがよく釣れるので、おそらく、この210mmもよいはずです。
LGM88/34プロトと、クラリス210mmの別タイプのプロト。
今回の釣行では、この組み合わせで、キハダマグロをキャッチすることができました。
この日は簡単には釣れない日で、ヒットしたのは、三重沖で、この魚が唯一だったとのことでした。
餌はカタクチイワシでした。
クラリスのアクションは、以前、ブログで説明しましたGTを狙う時のアクションよりも、少し連続性を持たせたアクションにヒットしました。このアクションをすると、GT狙いの時に、キハダマグロがよく掛かるので、やってみました。
完成している試作ルアーは、ポッパー、ペンシルなど、いろいろなタイプがあります。
今回は、無難な方向ではなく、別のアプローチが効くかどうか。実際に魚が釣れるかどうかも分からない中での試験でした。
だからこそ、この試作ルアーでキハダマグロが釣れてくれたことは、とても嬉しかったです。
試作ロッド、試作ルアーともに、また一つ、実釣で確認することができました。
一朝一夕に道具は出来ません。社内の仕事、社外の仕事とハードスケジュールですが、地道に開発、頑張ります。






