おはようございます!

カーペンターの小西です。


クロマグロ釣行の予定でしたが禁漁になったので、道具を変えて出発しました。色々な物の試験を行いました。


試作ロッドを確認しました。


●EP82/38の別の試作ロッド

●T1100Gで作った試作のキャスティングロッド

●試作のベイトキャスティングロッド

●サンダーストラックのウルトラライトのベイトロッド

●サンダーストラックのヘビーパワーのスピニングロッド

●サンダーストラックのミディアムパワーの6.6フィートのスピニングロッド

●PSC60MRの改造ロッド


などです。


サンダーストラックのヘビーパワーのスピニングロッド しゃくり感、とてもよいです。ジグは300gを使いました。今回は試していませんが、ジグ400gくらいは使えると思います。また時間が取れた時に確認します。


サンダーストラックのミディアムパワーのスピニングロッド こちらも、シャクリ感、とてもよいです。ジグは250g、300gを使いました。


サンダーストラックのウルトラライト

アクション時は、ロッドが全体的に大きくしなり、ジグのアクションを生みます。


サンダーストラックの調子は全般にジグのアクションがつけやすいです。しゃくりにくいラインの角度でも、ジグのアクションが付けやすかったのには驚きました。


サンダーストラック60Lのベイト、サンダーストラック60Mのベイトを購入下さった方は、100m〜200mでジグの操作がやりやすいと、よい評価を下さりました。たくさん魚も釣れていました。


写真はPSC60Mのベイトです。


PSCのベイトロッドは大型青物、30kg〜50kgのマグロによいです。PSCのロッドは大きなリフトパワーが出ます。ロッドを立てて、主導権を握ったファイトが出来ます。ロッドが負けるという事はありません。ヒラマサなど、根から離すファイトには、とても有利です。


狙っていたわけではありませんが、フィーリングを確認する為に沈めた、水深150mでヒットした青物です。


写真のPSC61MRスピニングロッドは、ジグ300gが適正になるように改造してあります。軽いジグは使えない調子ですが、ジグ300g前後は抜群に使いやすいです。


ジグは1514-300gです。反射面が大きく、アピールが大きなジグです。水深がある瀬の外を広範囲に捕食回遊するブリによいです。また、ドテラ流しで、潮が緩い時、風流れが少ない時のマグロ狙いにもよいです。 青物、マグロ狙いで、このタイプのジグを持っている人は少ないので、当たると、集中して当たります。



20年くらい前に作った不思議な形のジグでタラ

ロッドはPSC60MRのベイトです。本来、PSCのベイトは大型青物、マグロのロッドですが、ジグの使用ウェイトが合えば、どのような対象魚でも使えます。PSCは高弾性ではありませんが、PSCのロッドの復元力のパワーでジグが動きます。水深の深い中深海でも使えます。


PSC60MRのベイトロッドでタラ ジグは1514-300gです。タヌキメバル、ユメカサゴなども釣れました。ジグ1514-300gは浮遊感が大きく、スロージギング用のジグと比べると、アクション後のフォールで、たなびく時間が長いです。スロージギング用のジグとは異なるアプローチとして、1514-300gは、よいと思います。


水深130mでタイ ジグは1514-300g


ベイトキャスティングロッドの試作です。スピニングロッドと遜色ない飛距離でした。ルアーは70g〜100gまで投げました。比重の軽いペンシルで60m〜65m飛んでいました。 歌姫70gは80m飛んでいました。バックラッシュは皆無です。このロッド、細かいルアーアクションがつけやすいです。ベイトリールが糸の巻き取り量が少ない為、速い速度でのルアーの動きは出来ません。ベイトキャスティングタックルの、よい部分を分かって使えば、それはそれでよいと思います。


試作ルアーの試験は、春に玄界灘で試験をしておりました『ルアーのボディを削った試作ペンシル』の確認の続きをしました。基礎研究です。


今回、途中になっていた試作品が色々と試せてよかったです。


禁漁にならなければ、7月にCRFの試作ロッドの試験でマグロ キャスティングを再び予定しています。工房内の仕事、CRFの仕事、試作の試験と忙しいです。疲れないように頑張ります。