身体を温めるコツ / 熱ければ良いというわけではない | 身体を温める! 福岡市中央区で着衣のまま温活できるプライベートサロン 健康ラボラトリーズのブログ

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リアルな体験を基に、おススメの健康情報を発信していきます。「冷え」「浮腫み」「痛み」等、幅広い体不調に際して驚きの報告が多数あり。何かのご参考になれば幸いです。

「寒い時には熱い鍋を!」

「身体が冷えたから熱いコーヒーを!」

「今日は寒いから熱めのお風呂に!」

 

 

皆さん、そんなことを考えていないでしょうか?

 

 

 

気持ちは凄くわかります。

 

熱ーいお茶を飲むと、

ちょっと「ホッ」とする自分が、確かにいます(笑)

 

でも、それで身体が温まるのって、

残念ながら「瞬間」なんですよね。

 

 

けっして「ダメ」と言っているのではありません。

熱いものを取り込んだ後、

体温が放熱してしまう状態を

上手に防がなければ逆効果になる

 

と言いたいのです。

 

 

 

身体って、賢いので「バランス」をとろうとするんです。

 

つまり、

冷えたら温まる様に、

温まったら冷める様に、

 

自己調整機能(恒常性機能)があるんです。

 

 

 

とはいえ、

キンキンに身体が冷えた時に、

自動で身体が発熱し、自己の身体を温めるほどの熱を

発することはありません。

 

また、「熱中症」レベルで

身体が温まり過ぎてしまうと、

危険な状態を脱しきれなくなります。

 

 

 

 

話を戻しますが、

 

身体が冷える原因として、

体温が放熱してしまう事が、

「冷え」の大きな原因ではないでしょうか?

 

 

では、どうすれば放熱を防げるか?

 

「蓄熱性の高い肌着を着る」

というのも有効な手段ですが、

 

何も「物理的な肌着」にこだわる必要はありません。

皮膚から体温が放熱しなければ良い訳ですよね。

 

でも、エアコン等に頼り過ぎると、

呼吸器系の弱い人には、少々酷ですね。

 

 

では、

肌(皮膚)表面に薄っすらと熱の膜が貼られる状態を

作ってしまうというのは、如何でしょうか?

 

温泉の冷泉や、炭酸泉、

または、遠赤外線の岩盤浴等が

身体を温める効果が非常に優れているのは、

この効果が非常に優れているからです。

 

 

熱すぎない熱が、

身体に負担をかけずに皮膚表面を

長時間温める事が出来ます。

さらには、

温泉水であれば遠赤外線をふんだんに

含んでいると推測されますので、

遠赤外線効果により皮膚表面に

遠赤外線エネルギーが吸収され、

皮膚表面が振動エネルギーにて

微かに発熱状態となります。

 

これにより、

薄っすらと熱の膜が貼られる形となり、

皮膚表面から体温が体外に

放熱される効果を弱めます。

 

放熱されない体温は、

そのまま血液に乗り

体内深部へと戻っていきますので、

深部体温も、皮膚表面体温も、

下がりにくい状態になります。

 

遠赤外線が身体を芯まで温める、

というイメージが強いのは、

この様な状態を誘発し易いからです。

 

 

そうです。

遠赤外線のように、

熱すぎない温度のほうが、

放熱し難い状態を作りやすい訳です。

※もちろん、振動エネルギーも必要です。

 昔の人は「乾布摩擦」で身体を温めるという概念もありましたよね。

 ある意味、昔の人って、凄い知恵者が多かったんでしょうね。

 

 

 

これからもっと寒い日が増えてくると思います。

折角身体を温めようと、

様々な工夫をされる機会も増えてくると思いますので、

くれぐれも、

折角の工夫が「逆効果」にならないように、

お気をつけ下さいね。