チャリは乗らない日こそ楽しい
土曜日、天気がよかったら午前中愛車
Bianchi Ancora乗ってちょっとばかり桜探しに
サイクリングにでも行こう。
と、思ってたのに生憎の
雨。しょーがねーから、チャリ眺めて
撫でてちょいちょい弄って楽しむ。うーん、
いい子だ。
眺めて楽しむ
改めてご紹介
メーカー:ビアンキ(イタリア;現存する
世界最古の自転車メーカー)
車名:アンコーラ (Bianchi Ancora)
車種:クロモリロード(スポルティーフ)
年式:2009年
生産国:台湾
お気に入りのディテール;
クロモリフレーム&フォーク(写真の緑色の部分。クロモリはクロームモリブデン鋼って言う合金。フレームは車体、フォークってのは前輪支えてる腕のことね。これがクロモリってのは俺にとってはお気に入りというより
必須。細身で独特の雰囲気と乗り味。あれ?フォーク違ったっけ?)
レザーサドル(お尻乗せる椅子部分。これも必須。ここが革じゃないチャリは正直
恋愛対象外。いい味!丁寧にオイル塗ればもちろん、雑に使ってもいいアジが出る。)
コルク調バーテープ(替える時も同じの巻きたい。あるいは、ここも革に。)
Wレバー(渋っ!シフト時のカキンって感じはクロモリと
好相性。STIとか無いな。)
カンチブレーキ(
シンプルでメンテナンス性抜群!高ポイント。)
ラグフレーム(これはイマイチ
雑っ!やっつけ感満載。)
そして決定的なのが
チェレステ、
白い胴抜き、
赤いビアンキロゴ これと、茶色のサドルとバーテープの組み合わせが
マジ最高! ワタクシ、特にビアンキファンじゃないんです。だから、チェレステ(碧空:青味掛かった緑色でビアンキのシンボルカラー。マルゲリータ王妃の目の色だとか、ミラノの空の色だとかうんちゃらかんちゃら)もそれだけだったら決め手になるほど好きじゃないです。というかね、えーと、
長くなるよ、チャリとかホント言うとどうでもいいっていうか、興味無かったんだよ。今でも思うよ。たまたま寄った本屋で、友達に勧められたの思い出して、ヘー、どれどれって感じで見た最初の雑誌にアンコーラ載って無かったら絶対チャリ買ってなかったって。でもね、一目見た時すぐ分かったよ、
ああ君だって。アンコーラのこの絶妙なバランスのカラーリングは、
事件でしょ!?もう超えるチャリ無いって。無理。厳密なホリゾンタルじゃないとか(確かに残念)、クロスだろとか(何が違うの?)、台湾製は偽ビアンキ*とか、
知らねーよ!びあんき?何それ?どーでもいいよ!。
卑しい身分の美女とかむしろ燃えるし!ルックスよくて、気軽に乗れて、気持ち良ければ、もういいじゃん。チャリに何求めてんの?(前回もこうなったけど、チャリってこのメタファーと異常に
親和性高くね?うっかりクドくなった。直さないけど。)
取り着けた中で一番のヒット;
マグライトとホルダー
純正のライトがチャチくて、ずっと頑丈で無骨な
マグライト着けたかったんだけど、いい感じのホルダーなかなか見つからなかった。マグライトなら専用ホルダーたくさん市販されてると思ってたんだけど案外無い。チャリ用には少し光量足りないか?確かに
LED化は必須だし、それでも一般的なチャリ用ライトよりは暗いな。結局チャリ屋関係ネット含めて全滅で半ば諦め掛けてた時、見つけました。
WILD-1で。
大好き。マグライトの色もシルバーにしようと思っていたが、所々で黒いパーツ使わざるを得ないことを考えるとこの辺りにも黒があった方が辻褄合うかなと。本当は黒い部分は
駆逐したい。
あと、ペダルも結構こだわって雰囲気いいやつ見つけて付け替えたんだけど、現行車はデフォルトでもっとフィットしたやつ(あれはわざわざ作ったな)付いててムカつくからもう知らん。
悩んでる部分;
スタンド
無い方が圧倒的にスマートだよな。着けてちゃいけない気すらするんだけど、あると便利というより、無いと相当不便なんだよね。黒い部分駆逐できない原因の一つだし、思い切って取っちまおうか。
ワイヤー錠
これも車体にくっついてた方が便利なんだが、アタッチメント黒い。まあこれに関しては他の物に変えればいい話なんで、いずれ他の黒部分の対策する気になったら抹殺。
他人に勧めて楽しむ
最近は自転車少し詳しくなってきた。尚更、
アンコーラいいよ。特に
初めてのスポーツバイクとして。クロモリなんてデザインとしては懐古趣味だし、スペックという面では話しにならないんだろうし、ビアンキとか最前線でもレースやってるメーカーが
本気出しては作らんの当たり前。(*ビアンキの現行のハイエンドロードはレパルトコルセ(Reparto Corse, RC)という工房で作られる歴としたイタリアンハンドメイド。本気出すってのはここで作るってことで、本物のビアンキ。)レース仕様とかスペック重視の本気の人向けの話じゃないならどうでもいいこと。コンセプトはスポルティーフ(旅用自転車)でしょ?
企画モンでしょ?エントリーモデルでしょ?
見てくれが大事なんだよ。むしろ既にどっぷりチャリの中の人より、外の人(俺みたいな)に目新しかったし。初心者がガンガン乗ること考えりゃ惜しげが無いってのも重要だし。パーツの汎用性とかも大事だし。特に俺
貧乏性だし。そういう意味でも、
大手マスプロとしてのビアンキが割り切って作ったアンコーラは、ポイント押さえた非常にいいチャリだと思う。
コスパ半端ねーもん。2009年製はティアグラで定価9万前後、むしろ切ってた気がする。これだって、当時は考えちゃったもんね。初心者ってそういうもんでしょ?そういう初心者に買おうって思わせて、しかも買ってからも後悔させなかったアンコーラは、それだけで
偉い。
同じ旅用自転車でも、職人がオーダーで作る工芸品のようなランドナーやスポルティーフもある。これらはハシバシまで造りが凝っていて、マスプロ車とは雰囲気が違う。仕上げも溜息がでる程美しい。20万じゃ足りないだろうな。もちろん乗ってナンボなんだろうが、俺には乗れない。眺めて楽しむには最高だろうけどね。でも、そういうのと比べて不満ってことは無いのよ、やっぱり。意味違うから。
あるいは、コンポーネント?デュラエースだとか、アルテグラだとか。これもね、確かに上位コンポはいいよ。精度が格段に違って、シフトん時の音とかフィールが『いやー違うな。』って思うよ。ティアグラは『ガチャコン!』って感じだけど、アルテグラは『カチャン』『スチャン』って感じ。でもやっぱり不満とは違う。
この辺りは、言ったでしょ、むしろアンコーラの魅力なの。エントリーモデルとしての
割り切り感。それでも、ママチャリしか乗らなかった人が違いを感じてスポーツバイクのエッセンスを体感するには十分なスペックでしょ。そんで、その後ハマるかどうかなんてやってみなけりゃ分かんないんだし、もしハマんなくても普段乗るのに持て余す程扱いづらいチャリじゃない(←ここはやや無理矢理か)。
結局乗っててこの辺りに不満が出たならそれは幸せな不満。ハマれたってことでしょ。
ズバリ買い替えなきゃ駄目だと思う。求めるもん変化したんだよ。俺は自転車好きなんじゃなくて
アンコーラ好きなだけだから、乗る目的もママチャリとあんま変わらねーけど、自転車にハマった人ならそれなりの乗り方するんだろうし、ちゃんと自転車として高機能な物にシフトするべきなんじゃねーの?不満出るとか当たり前。自転車もスポーツというか競技として考えれば、その道具は競技者のレベルによって適正なもんがあるって。最初からハイエンドがいいかどうか知らんけど、
エントリーモデル買えば、やってりゃいずれ道具の方が付いてこなくなるのは必然なんだろう。アンコーラはまさにエントリーモデル、競技として、あるいは技術の向上目指して使うなら満足するの
初心者だけ。俺は
初心者以上になることにそれほど魅力を感じないから、カッコ犠牲にしてまでスペック上げたくないけど(後述)。
スペックに不満が出そうな
ハマる気満々の人が最初に選ぶチャリとしてもオススメよ。たぶん2台目買ってからも存在価値あると思うし。そういう人が次買うのは間違いなく
純粋なロードバイクだろうから、スポルティーフのアンコーラと乗り分けできるでしょ。アンコーラに魅力感じて買った人は、不満出てきたからって色々やって
機能高めるよりも、不満をピックアップして、それをクリアする形で2台目を探す方がいいと思う。下手にアンコーラいじると別の不満が出るんじゃ無いかと。
若さ故の過ちを反省して楽しむ
俺もやったんです。俺がいじったのはポジションなんだけど。なんか、雑誌とか読むと異常にポジション神経質じゃね?繰り返し吹き込まれる『正しいポジション』みたいのにすっかり洗脳されてちょっとそれっぽいチャリ屋で色々やった。なんか、俺の体の固さからして、前傾しすぎると力がちゃんと伝わらないから、ある程度慣れてフォームができるまでシート下げてハンドルも近くしてってことになって、シートポジション出して、ステム替えて、ハンドル替えて、etc…。確かに快適な気はした。ウソ、かなり快適。つーか、恐ろしく速かった。けど、テンション
ダダっ下がり。チャリ屋さんゴメンナサイ。あなたの仕事は誠実で的確だったんです。俺が自分自身求めてるもんを混乱してた。チャリは見てくれだけでいいの(
何度目?)。俺にとってアンコーラのデザインは
出来上がり過ぎなんだよね。少しでも変えると死ぬ程
ダサいの。だったら乗りたくないってなっちゃた。結局、全部戻して、今
ご機嫌で乗ってます。ポジションの正しさなんかより俺が乗ってて
ハッピーかどうかの方がよっぽど大事でしょ。シート位置だけね、ちょっと
下げたけど。これにしても、フォームとやらができると、今度はむしろシート高さ足りなかったり、ハンドルも近すぎたりするらしい。やり出すと終わらない作業なのかも。
俺がチャリに求めてたもんが何なのかハッキリ自覚できたという意味ではやって良かったと思う。変な話、不満つぶす作業しているうちに、実は不満なんてもともと
無かったことに気付いてしまった。
仕事と違って、趣味は複数の要素の
優先順位とか
兼ね合いとか考える必要無いから、うっかりこだわり過ぎて
ドラえもんの道具みたいな
辻褄合わないもん追っかけること無いように気を付けないとね。
どうですか?趣味の世界を楽しむって
気持ち悪いでしょ?
自分でチェックの為に読み返すのも苦痛な文章なのに、ここまで読む人いるのかな?
@kenchinryu