【ちょっとした飾りを】
「太陽光パネルを設置した家が増えたな~」
と最近思いますが、
原発の事故や節電、深刻な温暖化や補助金など、
いろんなことがきっかけになっています。
ベランダ用やカーポート用といったものまで開発されていて、
出荷量は右肩上がりです。
でも、人気があればトラブルも増えるものです。
そこで、今回はちょっと気をつけたいことについてお話します。
ほとんどの家では、パネルの設置方向は南です。
そして、南に設置しきれない場合は東か西、となります。
北側はほとんど見かけません。
なぜなら、北は発電効率が悪いですからね。
その北側に設置したために、ご近所とトラブルになった例があります。
あなたの家には、南に大きな開口部(窓など)がありますか?
ほとんどの家は、1階も2階も南に大きな窓がありますよね。
もし、2階の窓を開けた時に、
目の前の屋根にパネルが載っていたら、どうなると思いますか?
パネルは大きな鏡のようなものです。
だから、季節や時間帯によっては、大きな鏡で太陽の光を隣家に反射させている、
という状況になります。
これが、同じ屋根の高さならそれほど問題はありません。
でも、北側の家が高い位置にあったり3階建てだったりで、
パネルが目の前にある状況なら、事態は深刻です。
まぶしい時間帯には、部屋にいることすらできない場合もあります。
ところで、あなたは小学生の頃、
鏡に集めた光を教室の壁に反射させて遊んだことはありませんか?
小さな鏡でも、強力でまぶしかったものです。
あれをパネルの大きさに置き換えて、
自分の部屋に向けられていると想像してみてください。
…ぞっとしますね。
だから、あなたが、
北側の屋根やカーポートなどの低い位置に設置するときは
ご近所の窓の向きや大きさをチェックしておいた方が安心です。
反射はどの方向にも起こりうるし、
トラブルのもとになる恐れがあるからです。
もし、反射光で迷惑をかける恐れがあったら、架台を載せてから
パネルを設置すると、角度を変えられます。
住宅が密集した地域なら、十分な配慮が必要です。
一度設置したら、なかなか撤去や移動はできませんからね。
依頼した業者が、神経の細やかな人なら
こちらが言わなくても配慮してくれるかもしれません。
でも、そんな事例を経験したことがない業者なら、気に留めていないかも。
今までは屋根用が一般的でしたが、
壁用のパネルも開発されたことを知っていますか?
ベランダ用やカーポート用など、低い位置のものが普及してきたら
トラブルも増えそうな気がします。
せっかく築いたご近所との人間関係を、そんなことで壊したくありませんよね。
設置前には、季節や時間帯も考慮した反射シミュレーションをして、
安心して太陽の恩恵を受けたいものです。
また、未熟な設置業者の場合、
屋根を傷めて雨漏りの原因をつくることもあります。
トラブルの例を知っておくと、事前に対策を立てられるものです。
下調べは念入りにしましょうね。
