7月31日と8月1日に福岡で行われた、若年者ものづくり競技大会 福岡大会(木材加工)に参加させていただきました。今大会は、私にとってとても良い経験になりました。

競技中は、普段の練習とはまるで違う環境で緊張もし、焦りもありました。周りの選手たちよりも時間がかかってしまい、残念ですが作品を完成することができませんでした。しかし、最後の最後まで諦めずに作業に取り組むことが出来ました。
努力と気持ちの結果だと思っているので、大会自体に悔いはありませんでした。持っていた技術の差から出た結果だからです。悔いがあるとするならば、普段の練習の量だったり基礎的な技術や経験の数だったりが私には欠けていました。

しかし、この大会を通して私は気持ちの面で前進しました。他選手の取り組む姿勢や技術は、私よりもいくつも上のステージに立っていました。下を向くのではなく上を目指すきっかけになってくれたので、選手たちに感謝しています。

それと白鳳の先生方にもとても感謝しています。アドバイスをいただいたり、手伝ってくださったり、時には私という人間を育ててくれました。「大会の結果に期待をしている」のではなく、私の成長に期待をしてくれていたので、私はとても恵まれた環境で学んでいるんだと痛感しました。

3年 前村悠真