【走路】---
【現在地】大阪府守口市
【宿泊地】おばーちゃんち(*´v`*)
【走行距離】---
【総走行距離】---
【話しかけてくれた人】2人
【総計】2379人
【出費】4600円
【内訳】高野山1dayチケット、納経帳、特急料金
【特記事項】---
【走破地図】---
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お遍路が終わったら和歌山の高野山で弘法大師様にご報告。
ということで大阪の祖母宅を拠点に行ってきたよー(*´v`*)

高野山へは電車が便利、ということで1日乗車券を購入。
高野山1dayチケットは春・秋の決まった期間に利用できて3000円前後。
地下鉄、JRなどメインにする路線によって多少値段が違う。
大阪市内から高野山まで往復5000円以上かかるけど大幅に節約できる。
しかも高野山内でもバスが乗り放題になるから実質3000円以上得する計算(*´v`*)

別料金(780円)払って特急乗ろうと思ったのに失敗した(´;ω;`)
南海難波駅からちょうどいい時間に出発する特急がなく、
仕方ないから先に出る急行(別料金なし)に乗って行く。
座れたからいいが1時間半もトイレ行けないから不安な人もいるはず。

南海線最終の極楽橋駅に到着すると少し肌寒い。
ここで標高600mあるらしいから俺みたいなデブ以外は上着があってもいい。

極楽寺駅のとなりには、高野山まで行くケーブルカー。
ものすんごい急角度の山道を進んでいくから、車体が斜めに作られている(・`д・´;)

たった10分で、さらに標高900mまで行くことができる。
まるで壁のような坂...ちゃりやったら死ぬわ(´;ω;`)

高野山山頂に位置する高野町は、お寺の集合体。
町内に何十ものお寺があり、その総本山がいわゆる『高野山金剛峯寺』である。

町内をあちこち移動するにはバスが便利。
徒歩でケーブルカーの駅から弘法大師の御廟まで往復1時間半はかかる。

高野山の総門にあたる、25mもの大門(・`д・´;)
堂々としたたたずまいを前にして襟を正す。

大門をくぐると、お寺と町が混在した独特の雰囲気(*´v`*)
標高900mにありながら高校や図書館、公民館など町としての機能も有する。

アクセスは電車でなくても、車やバイク、もちろんちゃりでも来れる。
無料の駐車場が完備されていて懐の深さを感じた。

ひとつひとつのお寺に風格があり、通る人がみな歓声をあげる。
だからといってお参りするわけではないw

パンフをざっと数えただけでも51寺あった(・`д・´;)
全部中を見て回ってお参りしたらとてもじゃないが時間が足りない。

街の様子も後々紹介していきますからね(*´v`*)

高野山のみどころのひとつ、壇上伽藍。
門は修復作業の真っ最中で眺めることしかできなかった。

高野山の総本堂としてどしんと構える金堂。
何度も焼失して現在は7度目の建物なんだそうだ。

50m近い朱塗りの根本大塔は大迫力。

入場料は200円。行ってないけどw
高野山1dayチケットについてくるクーポンでさらに割引になる。

中には本尊の大日如来、金剛界四仏がいらっしゃる。
うーん、外から手を合わせることにしよう(*´v`*)

あんまり人が写ってないから人が少ないと勘違いするかもしれないが、
土曜ということもあってあふれかえるほどの人の波。

ただしお遍路の開始前、あるいは結願後っぽい人はほとんど見かけず、
世界遺産見学の観光客が大半だった。

外国人も多く、全体の4割くらいはいただろうか。
英語やフランス語のパンフもあったから理解しやすいんじゃないか。
そもそも、日本人の俺もお寺のことは全然わかっていない...!!!(´;ω;`)

お遍路のみなさん(*´v`*)
白装束がきれいやからツアーの人やと思う。

知ってる人いるかなーと思ってよく見回したところ、
話したことはないが見たことがあるという人が2,3人はいた(*´v`*)

天気もよく、標高たかくて涼しいからものすごく過ごしやすい。
なんだかんだで何キロも歩くから助かる(*´v`*)

たくさんあるお寺の中でも、お参りしておきたいのがここ!!!

高野山金剛峯寺(*´v`*)
真言宗ー空海ー高野山金剛峯寺と(受験のために)セットで覚えた人も多いだろう。
全国3600におよぶ真言宗のお寺の総本山。
ちなみにもう1コは天台宗ー最澄ー比叡山延暦寺。
『しんくう』『てんさい』と覚えていたおかげで、今でも間違うことがないw

四国八十八箇所と、高野山に開創された金剛峯寺、
そして弘法大師が祀られている奥の院を詣でてはじめて満願成就とも言われる。

観光客だらけの中、般若心経を唱えてる人がおらずちょっと恥ずかしい(´;ω;`)
白装束着たイケメンに注目が集まるのも無理はないなw

ここでも八十八ヶ所と同じく納経してもらう(*´v`*)
高野山金剛峯寺、遍照金剛の文字が読み取れる。満願の日付入り。

ここからしばらく街の様子を見てみよう。

町とお寺が融合して、お互いの存在感を邪魔しない。
一般車・バスの車通りが多いから横断は注意すること。

高野山ゆるキャラ、こうやくん。みそ汁ひっくり返したみたい(*´v`*)

旅館、食堂、コンビニ、おみやげ屋さんもあるから観光にも困らない。
きれいな公衆トイレも多く整備されててうんち野郎も安心(*´v`*)

名物はごまどうふ、笹巻あんぷ(あんこを包んだよもぎ味の麩)らしいが
値段もお高いもんで今回はすっ飛ばした。

なぜか薬局が多く、『弘法大師様のご利益が...』的な広告が目立つ。
商売くさいぞ(*´v`*)

こういう薬局の手書き広告には当たりが多いことも付け加えておきたい。
『便がドッサリ出る!!!』『夜の尿が止まる!!!』など脳みそに訴えかけてくるw

『高野まき』の小さな屋台がそこらじゅうにある。
あん巻みたいな和菓子を想像してたら木の方の薪だった(´;ω;`)
仏前に供えるためのもので、他で買うと高価なんやって!!!

歩いてただ通り抜けるだけなら20分ほどだが、意外と距離が長い。
同じ道を往復することになるから帰りはバスでもいいと思う。

再びお寺が密集するゾーンに突入する。

人によってやはり好き嫌いがあるようで、
『ちょっとここのお寺さん寄っていい?』『私はここがええわぁ』と
グループ内で相談しながら楽しんでいるおばちゃんたちをよく見かける。

お寺だらけの町になぜか神社の千本鳥居(・`д・´;)

最後は高野山の奥の奥、弘法大師様が眠られる御廟へ!!!

すぐ手前までバスで行くことができるが、ゆっくり歩いて行くことに。

両サイドに延々と続くお墓(・`д・´;)
2km前後、歩いて20~30分ずっと墓が続く。

戦国武将や天皇家といったレジェンドクラスの墓もあれば、
有名企業の会社社長、従業員の合祀などが立ち並ぶ。

墓だらけで滅入りそうになった頃、奥の院の入り口に到着する。

仏様に水をかけてあげる像なんやけど、高さと距離があるせいか
みんなぶっかけるように浴びせかけるから失礼な光景になってるw
子どもも遊びと勘違いして『ボクもこれやりたいー!!!』みたいに言ってたwww

50kgくらいありそうな平たい石を、万力で挟んだ謎のオブジェ(・`д・´;)
周りに何の説明もなくほんまに謎のままで終わった。

弘法大師様が眠る御廟はこの先写真撮影禁止。
まぁ、普通のお寺と大差ないと考えてくれていい。

奥の院でも今まで同様にお経を読み、納経していただいて満願成就(*´v`*)
これで...痔と水虫が治るぞ(違)!!!

ちなみに、八十八ヶ所では何も言わなくてもくれた御影。
高野山ではくれといわないともらえない。しかも有料(・`д・´;)
せっかくなので300円のカラーの方をもらった。白黒は200円。

オリオン2号かな?(*´v`*)

徒歩が長かったのか、いつの間にか3時間も経っている。
奥の院からケーブルの駅までバスに乗る。

みんな同じ頃に集中するのか、帰りの16時のケーブルは激混み。
早めに並んでおくことをおすすめする。

行きは急行でのほほんと来たが、帰りは780円払って楽に特急乗って帰ってきた。
乗り換えもしなくていいからちょっと寝た(*´v`*)

ブログ書かないと『とうとう死んだ?』というメールをちらほらいただく(*´v`*)
泊めていただいたり、疲れて寝てたり、理由があって後回しにしてるから、
奴隷のように働かせないでくださいね(*´v`*)人(*´v`*)
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四国参りした人だけでなく、世界遺産観光としても楽しめる高野山。
関西圏なら日帰りでも行けるから心が疲れてきたときにぜひ(*´v`*)