【走路】---
【現在地】東京都足立区
【宿泊地】ゲストハウス新都心足立
【走行距離】---
【総走行距離】---
【話しかけてくれた人】---
【総計】---
【出費】400円
【内訳】やきそば
【特記事項】---
【走破地図】---
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ゆりかもめ(モノレール)船の科学館駅のすぐ近くにある、
初代南極観測船『宗谷』に行ってきたよ(*´v`*)

駅名の通り、船の科学館というのが目の前にある。
本館は特段おもしろくないらしいのでパスしたw

目的はこの、初代南極観測船『宗谷』。
実際に使われた船が、海にそのまま浮いた形で展示されている(・`д・´;)
入場は無料。中学生や外国人カップルなど平日なのにそこそこ客入りがいい。

浮いてるのでもちろん揺れる。
船室ゾーンに行くとそうでもないが、甲板に出ると揺れを感じる。
酔うほどでもないからご安心を。

今から60年前に南極に向かった宗谷は、戦後復興の意気が高まる中で出航。
しかし南極用に作られた船ではなく『到達は無理』と言う専門家もいたという。
(無理って、途中で死ぬってことか...?出た後で言われてもなぁ...(・`д・´;))

南極到達した外国船が高機能なのに比べ、宗谷は半分程度の性能。
さらに老朽化していて無理と言われても仕方ないほど。
それでも南極に到達したことから『奇跡の船』と呼ばれている。

どうでもいいけど、人形がリアルすぎるねん(´;ω;`)

設備は昔のものがそのまま残っているため、レトロという意味でも楽しめる。

食堂。
後で見に行くもうひとつのところと比べると格段にきれい。
上級士官向けの食堂かもしれない。

ペ、ペンギンがおるぞっっっ!!!(・`д・´;)

キッチンや食器も古めかしい感じ。
船というより昔の家屋を感じさせてくれる。

通路は狭く、天井は低い。183cmある俺くんは何度も頭をぶつけた。
体格のいい乗組員が、忙しくて右往左往することもあっただろうが
狭い船内で大変だっただろうと思う。

トイレは使用できないので注意(*´w`*)

水回りも古い学校のようで外国人が楽しそうに見つめていた。

お風呂では真水を使うのがもったいないため、
旅中は海水を、南極では氷を蒸気で溶かして使用していたんだとか(・`д・´;)
そういえば、鹿児島から沖縄に行くフェリーでもお風呂は海水だった。

ソファや肘掛け椅子があるのは船長や役職者用の上等のお部屋。

いきなり近代設備が出てくるとビビるw
南極探検の歴史や宗谷について学べるコーナー。

め、目が死んでる...(´;ω;`)

数千年前にできた南極の氷(実物)だそうです!!!
セカンドインパクトでも溶けずに残ってたってことか...(・`д・´;)

一度甲板に出る。中学生がキャッキャウフフと騒いでるので、
さっさと先に行くか帰るかしてほしかったw

さきほどまでは甲板の高さの部屋を見てきたが、
階段を降りて船の内部にどんどん入っていく。

下っ端の部屋は4つベッドがあるのに机はひとつ(´;ω;`)

ギターと添い寝する照英に似た荒くれ。
実際はもっと厚着だったんだろうか、洗濯やお風呂の頻度はどれくらいだろうか。
同室で臭い人やイビキがうるさい人、おならや寝言はどうしてたんだろうか。

食料庫にぽつんと置かれたビーフカレー缶w
食料庫は2つあったが、今俺が住んでる個室2部屋分とちょうど同じ広さ。
2ヶ月半で南極に到達したらしいが、おっさん達を多数乗せた船で
食料は足りたんだろうか。アザラシ食べたんかなぁ...。

下っ端どもの食堂。
南極到着後は研究活動で忙しかっただろうが、
航海中は海しか見えず食事しか楽しみがなかったに違いない。

ギター弾くやつもいれば、うるさいのが嫌で考え事してるやつもいるし、
揉め事とかもあったんやろ?海の野郎は気が短そうやしな。

一大事業として日本からは盛大に送り出された反面、
家族とは二度と会えないと思って涙ながらに別れを済ませた人もいたはずで、
談笑の折に死の不安がよぎったとしてもおかしくはない。

急に訪れる沈黙。『俺たち、死ぬのかな』と誰かがつぶやく一言。
『よ、よせよ!!!そんなこと考えず楽しくポーカーやろうぜ!!!』となだめる仲間。
そういったシチュエーションを想像しながら見て回ると感慨深い。

調理場の2人が裸エプロン状態なんやけど拷問か何か?(´;ω;`)
あ、南極に行くっていってもずっと寒いわけじゃないのか!!!
今の今まで勘違いしとったわ!!!
(これを書いてる今は見学の翌日ですw)

おなじみタロとジロ。(詳しくは知らんw)
昔からのイメージでは柴犬みたいなやつを想像してたんやけど、
大人のおっさんサイズで腰抜かした(・`д・´;)
遠目にはクマにしか見えんかって、説明文で犬と判明してびっくりした。

エンジンルームは立ち入りはできないが吹き抜けで上からのぞける。

ダンジョンっぽい感じがたまらん(*´q`*)

クロノトリガーのルッカ、エヴァのリツコさんがいそうな気配(*´v`*)

またしても狭い部屋。
沖縄のゲストハウスや、北海道の相部屋を思い出す。
今考えたら相部屋なんて誰が相手でももう二度としたくないw

うなだれたおっさんの首に寄り添うねこ。

...ん?ねこ?ほんまに?連れていったん?
お茶目でぬいぐるみ置いただけ?(・`д・´;)

部屋の天井低いのも嫌やけど、寝たら天井や上のベッドがすぐ見えるのも
閉所恐怖症の人にはたまらん状態やと思う。

ちょっとした治療室も完備されている。診療所って感じ!!!

薬品棚やカートからは今にも消毒薬の臭いが漂ってきそう。
病院嫌い(通院じゃなくて、看護師として働くという意味で)な俺でも、
消毒薬のにおいは好きやったなぁ(*´v`*)

レントゲンやドレーンもある(・`д・´;)
60年前の、しかも船の中と考えると充実した設備。

おっぱい見えてまっせ(´;ω;`)

通信室の雰囲気は独特で見ていて飽きない。
通信といえばサイモン・シンの『暗号解読』はぜひ読んで欲しい良書。

タイプライターほしい!!!
パソコンじゃなくて、タイプライターでピアノのように打鍵したい!!!

宗谷の模型。販売されてるんかな?精巧な造りでついつい眺めてしまう。

船オタのみなさんお待たせしました、操縦室です!!!

ここ引っ張ったら進むんかいな?
(どこかで何かが爆発する音がした...)

ラピュタでも見た伝声管。かっちょええ...(*´v`*)

学校の非常ベルといっしょで、押したくなるよねっ(*´v`*)
(中学の頃、消火器をぶちまけて大惨事になった奴がいたw)

長年夢見てきた(大嘘)操縦桿を握れるなんて!!!

出発進行~~~(*´v`*)
(顔が気持ち悪すぎて、セルフタイマー中に誰か来ないかヒヤヒヤしたw_)

当時のありのままの船内、リアルな人形、萌える機械の数々ですっかり満足(*´v`*)

ちなみに今日は上野に行った。
戦利品の緑ジャケット。15000円→2700円、3枚買った(*´v`*)

黒チェックに緑のラインが入ったパーカー。8000円→3800円(*´v`*)
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上野に行ったあと、よしこと神保町でお食事。
東京で長年続いてる数少ない友達のひとりで、
しかもバレー時代の戦友でもあるからやっぱり落ち着くわぁ(*´v`*)