【走路】---
【現在地】沖縄県那覇市
【宿泊地】ゲストハウス「アルファ」
【走行距離】---
【総走行距離】---
【話しかけてくれた人】---
【総計】---
【出費】3800円
【内訳】ハーフマラソン
【特記事項】---
【走破地図】---
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今まで20を超えるマラソン大会に参加してきたけど、
その中でも群を抜く独特のマラソン、キャンプキンザーハーフマラソン。
米軍基地の中を走るという他ではできない経験(*´v`*)

朝6時に起き、まだ薄暗い中キンザーに向かう。
7時前の時点ですでに参加者の車が並んでいる。
入場できるゲートはFM沖縄や国立劇場おきなわの側で、
フリマとは違うから注意。告知されてないから必死で調べた。

免許証を見せて基地内に入る。
明るくなってはきたが、今日はくもり。走るにはいいコンディション(*´v`*)

事前受付は20ドルだが、米軍関係者(日本人従業員含む)以外は
基地内での受付ができないため当日受付になる。

フィットネスセンターで受付。
見てわかる通り、米軍関係者ばっかりでこわい(´;ω;`)
受付はカタコトの英語で十分。というか日本語でもいける。

フィットネスセンターは普段はジム、体育館、スタジオとして使われており、
当然のようにプロテインやサプリメントが並ぶ。
俺が買ったことのあるプロテインもあるぞ...(・`д・´;)

ぴっかぴかの体育館で当日料金(25ドル=2500円)を支払う。
ここ、土足なんやで...申し訳ないわ(`・ω・´)

天井から吊り下がるバスケの得点盤的なやつ。本格的や...。

コースは基地内を2周走る。
ほぼ平坦と聞いていたから安心していたが、全く練習してないし不安。
場合によっては1周走って棄権しよう(*´v`*)ニッコリ

トイレは足元が大きく開いている。
うんちしてたら隣の人が下から這い寄ってくるかもしれん...(´;ω;`)

アメリカン映画に出てくるようなナウでしゃれおつなロッカーで着替え。
ロッカーのカギは自分で南京錠を用意しとかないといけない。
ちゃりんこに付けていたものがあったので助かった(*´v`*)

参加賞のTシャツ。アメリカンでイケてるデザイン。

袖には海兵隊を示すMCCSの文字。レアやぞ!!!

他の年はハワイアンな柄とかかっちょいいけど、これはなぁ...(´;ω;`)
よし、売ろう。

ゼッケンもなんとなく海外っぽくてシビれるw

8時前になり、人も集まってきたところで競技説明。
室伏みたいな米兵が英語と日本語を交互に話してくれてわかりやすい。

参加者は500人くらいかなぁ。うち7割ほどが外国人(・`д・´;)
もともと日本人向けに告知されておらず、まさに知る人ぞ知る大会。

気温21度の走りやすいコンディションでスタート!!!
ここからは必死こいて走りながら写真撮ってるのでブレはご勘弁を。

気温はちょうどいいが、海沿いなので向かい風が強烈。
ちゃり旅の間なら諦めて1日休憩するレベルで強い。

事前調査通り平坦やけど、強風を考えてペース配分せねば...。

基地は直線距離で7kmくらいある。
となるとひとつの街と言ってもよく、バーガーキングやバス停もある。

スタートしてから3kmは住宅地を走る。

幼稚園や保育園。小学校以上は見かけなかった。

音楽を聴きながらのほほんと走る。

住宅地だけあって、アメリカン住民のみなさんが応援してくださる。
幼女がハイタッチを求めてきたりとなかなか元気をもらえる(*´v`*)

前半(3km)と中盤(13km)の最大の難所がここの坂。
急で300mくらいあるからデブの膝が悲鳴をあげる(´;ω;`)

住宅地を抜けて倉庫ゾーンに突入。
ここ浦添のキンザーは『補給地区』であり、物資や食料の倉庫が立ち並ぶ。

その分、飛行機の発着や爆音など目立つ不快さはない。
基地から3km以内に住む俺も直接何かを感じたことはなかった。

給水所(ぬるい水道水)が1kmごとにあるためものすごい安心!!!
俺は2kmごとに1杯飲んでた。かわいい女の子が担当やと嬉しいw

景色の変わらない倉庫ゾーンを一直線に進む。
音楽聴いて考え事して、まわりのアメリカ人見てたらけっこうあっという間。

チアリーダーっぽい女の子たちが応援してた(*´v`*)
黄色い声をあげているが、手に持ってる紙には『はよ走れや』。
鬼畜ですやんか...w

折り返して向かい風から追い風に変わって少し走りやすくなる。

謎のシャワー(垂れ流し)発見(・`д・´;)
暑いからどうぞという意味なのか、スプリンクラーの暴走なのか。
誰も使ってる人おらんかったから余計に怖いw

この左側、緑の木を挟んで向こうが国道58号。
休日で混み合ってるのを横目に、殺風景な道をてくてく走る。

8kmを超えたあたりから、ペースが落ちてくる人が目立ち始めた。
前半の強風が足にくる頃だろう。

おっ、オスプレイか?

ふたたび住宅街に戻ってくると、1周目完了はもうすぐ。
ゆるい下り坂なのでペースを抑えて体力を温存する。

津波の警戒区域標識。東日本大震災を受けてのものかな?

病院や歯医者さんもある。
看護師をしてた頃、外国人の子も週に2人のペースで入院してきてた。
おかげで『おしっこの検査でバイキンがあったわ』とか、
『うんちが白いからロタやな。お母さんも気をつけなうつるで』とか
医療英語にはそこそこ詳しくなったから、自分が海外で入院しても安心(*´v`*)

沿道の応援にも助けられ、1周目を無事走破!!!
まだ疲れは全然ないから、2周目がんばってみますか!!!
なお、走るのに集中したいから2周目は写真ほとんどない(*´v`*)

し、しんどい...(´;ω;`)
13kmのここの坂で一気に体力と足を奪われる。

さっきのチアリーダーの女の子ちゃんにあめちゃんもらった(*´v`*)
自分でもチョコ持ってきてたけど、なければ空腹で倒れてたわ。

終盤、腹減って足もやばい時間帯でパン屋さんのにおいがつらかった。

へろへろになりながら2時間6分で感動のゴール!!!(*´v`*)!!!
最初から最後まで全く同じペースを保ってたけど、2時間切れんかった。
21kmやから、キロ6分やったら間に合わんかったんや...しもたわ...。

ゴール後には自由にフルーツが楽しめる。
オレンジは農薬怖いからやめておいた。手ベトベトになるしw

バナナが最高にうまくて3本食べたったわ(*´v`*)

リタイアせず走りきっておっさんもご満悦(*´v`*)
最後の最後、100mを米軍と一騎打ちになり、
先行逃げ切りでおもっくそダッシュしたから汗が引かんwww

終わったら各年代で男女3人ずつ表彰される。
参加人数少ないのに表彰される人数が多いからチャンスかもしれんぞ...。

すんません、こんな小さな女の子に負けました(´;ω;`)
年少女子の部優勝者で、2時間切っとったわ...将来のラドクリフやな。

さて、キンザーハーフマラソンの真のお楽しみと言えばこちら!!!
ランチタイムビュッフェやでぇ!!!
何も告知がなくしばらくうろうろしていたが、
周りの人の話から『サーフサイド』で開催されることがわかる。

去年までは参加費の3500円にTシャツと食事代が含まれていたが、
今回は参加費2500円でTシャツ付き、食事代は別途1000円になっていた。
早速両替してきた。

わぁい、楽しみ!!!(*´v`*)
白目むくほど疲れて腹減ったから、胃袋崩壊するまで食べるでぇ!!!

定番のスクランブルエッグやポテト、ベーコン、ソーセージ。
あっという間になくなるから、出てきたらすぐに確保しよう。

パンケーキははちみつやジャムを山のようにかけてどうぞ(*´v`*)

ブロックハムを1枚ずつ切り分けてくれたり、
選んだ具でオムレツを焼いてくれたりとちょっと高級感(*´v`*)

飲み物は水、牛乳、オレンジジュース、レモネード、コーラ、お茶、紅茶...。
オレンジがつぶつぶ入りでおいしい。

日本人には馴染みのないオートミールも種類豊富。

いただきまーーーす(*´v`*)人(*´v`*)

空腹で超吸収の体に染み渡るわ...走って痩せた分全部チャラやでw

メインもデザートも区別せずばかすか食べる。

さてみなさん、おいしそうと思ってますやろ?味はひどいもんやでwww
全般的にめっちゃくちゃ塩辛く、3日食べれば即死するんちゃうか。
このビーフシチューでさえ、塩辛くて味わからんくらいやからな。

マクドのマフィンみたいなソーセージも、脳天に突き抜けるようなしょっぱさ。
汗かいて塩分不足のランナーを気遣ってるとか、そういう意味もなさそうwww

ただし、デザートだけは飛び上がるほどおいしかった(*´v`*)
サックサクのデニッシュパイ、ふかふかのパンプディングはおかわり必須。
夢中になって3クールは食べましたわ(*´v`*)
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強烈な印象を残して終わったキンザーハーフは、
強烈な筋肉痛と疲れも置いていってくれ、仮眠途中で目が覚めてしまった。
足だけじゃなくて腕や肩甲骨も痛い。胃も苦しい。
でも行ってよかった。個人参加のマラソン大会では3本の指に入るわ(*´v`*)