水牛はいるだろうか...?

朝起きてテントを開ければそこは海。
夜も波の音を聞きながら快適な寝心地だった。
ただ、朝6時をすぎていっせいに鳴き出すセミは勘弁してほしい。
目が覚めるのは許せるけど、飛びかかってきそうで怖いねん(´;ω;`)

朝の静かな海。
ひと泳ぎするのもいいかな...と思いつつ、疲れたら困るからやめておいた。
特に、泳いだあと異常におしっこしたくなるのがつらい。

昨日泳いでる間は風があったから波もそこそこ強かった。
朝になると落ち着いていてシュノーケリングには良さそうなコンディション。
7時頃から泳いでいる人もちらほら。

夕方から干しておいた水着やタオルもすっかり乾いている。
どこにテントをたて、どう洗濯を乾かすかは旅の間にやたら上達した。
終わったら一生必要ない知識www

透き通った青がきれい(*´v`*)
特に浅瀬はエメラルドグリーンで、飛行機から見てもはっきりわかる。

奥の方に集落のようなものが見えるのは、川平リゾートというリゾートホテル。
マンタがいる川平湾からすぐ近くにある。

たったひとりの記念撮影。まるで合成写真のように浮いているw

1日2本のバス。朝発のを待ってる間にスコール(´;ω;`)
本降りになる前に避難できて助かった。というか、降ったのが朝でよかった。
夜中ならテント内でびしょびしょに浸水して危険だった。

バスで1時間ほど揺られて中心市街地に到着。
その間の景色は山か畑しかないので省略しておくw

バスターミナル、フェリーターミナルは石垣の要。
レンタカー借りない人は必ず予定立てながら行動するようにしよう。
1日乗り放題で1000円、5日乗り放題で2000円というチケットもある。

市街地の様子は後日にまわすとして、足早にフェリーターミナルへと向かう。

フェリーターミナルは離島観光の拠点となる。
竹富や西表など各島行きのフェリーが発着している。

朝早くから人が集まり、どこ行こう、何しようとざわついている。

島のショップで現地交渉というのはほとんど難しい。
フェリー会社がツアーを用意しているから、事前に申し込んでおくとかなり楽。
レンタサイクル、シュノーケリング、トレッキング、カヌー、水牛車などなど種類も豊富。
最近は川遊び(キャニオニング)が人気なんだとか。
俺は今回、八重山観光フェリーのプラン(竹富島レンタサイクル、小浜島レンタサイクル)と
ドリーム観光のプラン(西表島シュノーケリング)を選択。
レンタサイクルはどちらも往復フェリー込みで2000円ちょっと、
シュノーケリングはボート観光や昼食もついて10000円弱だった。
最近、『つまらんうんちくはいらんから値段を書け』というご意見もあって、
積極的に値段書くようにしてるのにお気づきだろうかw

まずは竹富島までレッツゴーだぉ!!!(*´v`*)
高速船は時速50km以上出るし、場合によってかなり揺れるから船酔い対策を忘れずに。
のんびり読書してた俺は見事に酔ったぞwww

竹富島に到着!!!
自転車で30分もあれば1周できてしまう小さな島。

ママチャリ借りて、簡単な地図をもらって散策する。
竹富島にはほとんど坂はないが砂地や砂利道が多い。
よそ見したいときは止まった方が安全。

おお、石垣や!!!離島っぽいぞ!!!

中心市街地はこういった飲食店やおみやげやさんのほか、一般の民家もある。
看板がある限りは何かの店と思って間違いはないけど、
民家では地元の人がタンクトップでそうめん食べてたりするから、
ジロジロ見たり写真撮ったりしないように配慮も必要。

郵便局も風情があっていい感じ!!!
そうそう、離島にはJAや郵便局はあっても銀行はほとんどない。
あっても市街地に琉球銀行や沖縄銀行、海邦銀行と沖縄の地銀だけ。
ゆうちょのカード持っていくと安心(*´v`*)

のどかな雰囲気の中、あちこちにレンタサイクルがいて何かのゲームのよう。
ブレーキですべってこけてる人もいるし、横並びで迷惑な人もいる。
旅に来てケガしたらひどいからのんびり安全運転でどうぞ。

食事は八重山そば(沖縄そばの一種で麺の太さが違う)やソーキそば、
ちゃんぷるー料理などさほど那覇と変わらない。

あっ、牛(*´v`*)

暑い中ご苦労さまです(*´v`*)
のっそりとした足取りで進み、ガイドさんが三線を弾きながら案内する。
涙そうそう、ビギンの曲が定番。シャレで高木ブーとかやってほしいw

牛車って、5.6人くらいを想像してたやろ?
15~20人は乗ってるで...(・`д・´;)

そりゃー、死んだような目になりますわ(´;ω;`)

実際、牛舎はまるで電車の駅のように次々と牛が控えている。
あっちに行っても牛、こっちに行っても牛と、集落は牛車だらけ。
のんびりした島のイメージをぶち壊すかのように、牛がフル稼働している!!!(・`д・´;)
このように市街を歩く牛だけでなく、離島間の浅瀬を歩く水牛もいる。
乗ってるのはもっぱら観光客ばかりで、地元の人はフェリーでさっさと行ってしまうw
島の雰囲気を観光に活かした結果、観光がメインになってしまうという本末転倒さ。
ひとり旅してると、そういう矛盾にいつもやきもきする。
われらがアキバも、いまや純真無垢なメイドさんおらんからな(´;ω;`)

島には小中学校もある。高校は石垣に通うんかなぁ、一人暮らしするんかなぁ、
卒業したら島に戻ってくるんかなぁと疑問は絶えない。

展望台があるというので行ってみたら、水道局の施設か何かで立ち入り禁止だったw
たしかにあるけど、入れるとは言われてなかったしな...w

古風な民家を模したお店で、ぜんざいやかき氷などほっとするひとときをどうぞ。
えっ、俺は節約のために持ってきたパン食べます(*´v`*)

中心市街地は石垣の民家と牛がすべてと言っても過言ではない。
せっかくレンタサイクル借りてるしぐるっと一周まわってみよう。

道路のほとんどが未舗装か、コンクリがガタガタという悪路。
パンクしたら自転車ごと交換してくれるとはいえ、大きな穴があったり怖い。

おっ、海が見えてきたよ(*´v`*)

星砂浜は、その名のとおり星の砂の浜。
全部が全部星の形をしているわけではなくて、探さないといけない。
みんな海はそっちのけで砂探し。

みんなが探しているすぐ横で、ビン入りの星の砂(きれいな形)が50円で売られている。
さっさと買って海を見るのを楽しむか、買わずに探すのを楽しむか。
どっちを選ぶかによって結婚相手との相性がわかりますw

ここはトイレもなく泳ぐためのビーチではない。
いや、ものすごく汚くて水洗でもないトイレはあるけど...。
島にはトイレは限られてるから、行きたくなる前に行っておこう。

泳ぐ場所は他にもあるから、無理して泳がなくてもいい。

み、見るからに景色も悪いし(´;ω;`)

というわけで、本命のビーチに向けてしゅっぱーつ(*´v`*)

竹富でビーチといえばコンドイビーチ。
打って変わってきれいやでぇ(*´v`*)

あらかわいい(*´v`*)
ビーチで手のひらサイズのこねこちゃん発見。

ひとりで勝手にじゃれて遊んでいて、みんなの視線を集めていた。

触ってもおとなしいし、石ころ投げたらおいかけるし、思わず癒された(*´v`*)

あ、ビーチでしたねw
ここにはトイレもシャワーもあるし、泳ぐ人もたくさんいる。
ちゃっちゃと着替えて泳ぎに行こう!!!

えっ、もう終わり?

水中の様子は後編でじっくりご覧くださいませ(*´v`*)