【走路】R368(本伊勢街道)、三重県道13号、
【現在地】三重県志摩市
【宿泊地】道の駅「伊勢志摩」
【走行距離】82km
【総走行距離】10945km
【話しかけてくれた人】6人
【総計】604人
【出費】2000円
【内訳】とり定食、焼きうどん、赤福、とらや
【特記事項】お伊勢参り
【走破地図】

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長く降り続いた雨もようやくやみ、伊勢神宮へと目指す。
寒い朝には太陽光がじわじわと暖かい(*´v`*)

昨晩スーパー銭湯で半額ハンター。
おにぎりもサンドイッチも山菜ごはんも100円になってた(*´v`*)
今日も峠を越える激闘になるだろうから買いだめしておいてよかった。

まずは激下りからスタート。まだ寒い時間帯の下りは指が凍る(´;ω;`)

と思ったら30分もしないうちに登りに切り替わる。

なーんにもない山道にたまにぽつんと集落があるというのが3つ4つ続く。
町まで50km以上あるようなコンビニも何もないところ。
黒髪メガネ美少女が『結婚して村に来て』と言ってきたら
果たして俺は承諾するんだろうか。絶対にありえへんことを考えて悩むw

どんどん道が細くなっていって、対向車とすれ違うのがキツいくらい。

伊勢本街道、これ、国道ですからね(´;ω;`)

狭い、荒い、落ち葉大量、カーブきつい、激坂、車たまに来る、
高くて怖い、薄暗い、獣の声、落ちたら死ぬと文句しか出てこない(´;ω;`)

下りだからまだマシだが、それでもブレーキ失敗したらガードレール飛び越えて
fly to the sky!!!してしまうからね(´;ω;`)

この写真撮るために崖側に寄っていっただけで足震えて怖い(´;ω;`)

落ちたらまず助からんやろ...(´;ω;`)
というわけで、二度と通りたくない道部門で箱根や碓氷を超えた(´;ω;`)

10kmくらい必死こいて下って集落が見えてきたとき、
安堵の息が漏れるとともにおならも漏れた(´;ω;`)

そりゃー、クマも出ますわな(´;ω;`)

集落に出てからはしばらく平地。川沿いに進む景色がきれいで落ち着きを取り戻す。

エメラルドグリーンの水に癒されてしばし足を止める(*´v`*)

無事おりてこれてよかった。
緊張で喉乾くしおなか減るしで十分に補給しておく。

三重の茶倉ではお茶栽培も盛んなようで、峠を越えてからよく見かけるようになった。

久しぶりにコンビニ見ると安心してほっと一息。

鶏肉、卵の産地ということもあって、卵の直売所や鶏肉料理やさんが多い。
安そうなところがあれば入ろうかなと思っていたら、
『とり定食 480円』の看板が目に入って、定食屋さん『あい』に決定。
どうやら喫茶店やビジネスホテルも隣でやっている多角経営のようだ。

11時半なのに扉を開けると店内は真っ暗。
やばいところに入ったかと思って引き返すか迷ったがそのまま居座ったw
メニューも何もなく、『表の看板のとり定食で( ^ω^)』と元気よく注文。
おばちゃんは愛想がよく、ちょこちょことしゃべりながら料理を待つ。

とり定食、480円(*´v`*)
どうやら自分で鶏肉を焼肉にできるスタイルらしい。
ひとりで来てこの値段で鉄板使わせてもらうのが申し訳ないくらい。
よく見たら他に『とりランチ』もあった。こちらは600円でコーヒー付き。

値段の割にというか、お店の雰囲気とは裏腹にというか、ボリュームは多い(*´v`*)

峠越えで疲れてたんやわ、いただきまーす!!!

ほのかな弾力があるのに噛むとやわらかくて食べやすい!!!

味噌ベースっぽいタレにつけてばくばく食べる。おいしい!!!

どんどん焼くでーーー(*´v`*)
すぐ焼けるから乗せては食べて乗せては食べてを繰り返す。

全部で4,5クールは回転するから、やっぱりボリュームは多い。
焦って逃げ出さなくてよかった(*´v`*)

たっぷり焼き鳥丼までできた(*´v`*)
すっかり満腹になって、おばちゃんにあいさつをして伊勢神宮へ。

伊勢市に入ると急に開けた感じになる。
ここからもう少し進むと完全に市街地の雰囲気になる。

神宮は外宮(げくう)と内宮(ないくう)に分かれていて、
それぞれ祀っている神様が違う。外宮からお参りするのが正式なルールらしいが、
観光客は外宮をパスする人が多い。実際、外宮近辺は観光地っぽくはない。

というわけで先に外宮さんにお参り。外宮・内宮ともに拝観料は無料。

外宮さんには豊受大御神という衣食住を司る神様が祀られている。
内宮の天照大御神の食物の守護神でもあり、農をはじめ諸産業の神様。
衣食住がしっかりしていない今の自分にとっては頼りになる神様(*´v`*)

比較的観光客は少なく、地元の方がちゃりんこでお参りに来たりしている。

池の水に心を洗われて...

独特の雰囲気があってドキドキするわ...。

ここから先は撮影禁止になっている。
説明しにくいが、白い布の向こうに本殿?のようなものがあり、
直接神様を見ることはおろか、建物すら直視できないような造りになっている。
この門?の左右の柵から建物を遠目には見ることができるが、
神様が祀られている場所はその奥の奥で全く見えない。
これが独特の雰囲気を醸し出している。

他に別宮という、別の神様を祀ったところもある。
ここは外宮の土地の守り神さんがいらっしゃる土宮。

元寇の時に神風を吹かしたと伝えられている神様を祀った風宮。

長い石段をのぼって...

豊受大御神の荒御魂をお祀りしている多賀宮。

おまもりやご祈祷などももちろんあります!!!
激坂を越えて伊勢神宮外宮をお参りし、内宮へと向かう。
外宮とは違う雰囲気が待ち受けるのであった...!!!