【走路】静岡県道10号、R52
【現在地】山梨県南巨摩郡身延町
【宿泊地】道の駅「富士川ふるさと工芸館」
【走行距離】55km
【総走行距離】9950km
【話しかけてくれた人】2人
【総計】493人
【出費】1100円
【内訳】備蓄用パン
【特記事項】---
【走破地図】

+-+-+-+-+
ただでさえ朝晩冷え込んできたのに、少し標高高いところに行くと2,3度下がる。
さらに川沿いとか開けた場所だと風が直撃して非常に寒い。
今日も標高300mちょいあるから、寒さ対策はちゃんとやらないと(´;ω;`)

ようやく晴れて一安心。雲の上にうっすらと富士山が見える。
今日はもっと晴れるはずだから、しっかり見えるまでもうちょっと出発を待とう。

台湾から来たおっちゃんが違う階の屋根の下に泊まっていたらしい。
起きたばっかりで寝ぼけていて、はじめ英語と気づかず、
ちぐはぐな会話をしていてようやく気づいた次第。
60歳で、オーストラリアやニュージー、日本国内も多数まわっており、
今回は羽田から大阪まで行く予定なんだとか。
ってことは同じコースだから東海道のどっかで出会う可能性もあったわけか。
いや、でも羽田から出発して2ヶ月経ってるって言ってるしなぁ(・`д・´;)
台湾来ることがあったら連絡くれよな!!!うちに来いよ!!!という旨の
やさしい言葉もかけていただき、つくづく感謝。
滋賀の実家に寄れよとは言えなかったけどw

8時を過ぎてくると一気に雲もはけてきて富士山がばっちり見れる。
いやぁ、来てよかった(*´v`*)

手前の山もパッと見てけっこうな標高あるのに、比べ物にならない。

富士市方面も晴れてスカッとさわやか。

富士川の勢いのある流れと、どっしり構えた富士山の対比(*´v`*)

今までも新幹線から見ることはあったけど、
それより近くで実際に生で見てみるとその高さに圧倒される。

昔から短歌や俳句に詠まれていたことが納得できる美しさ。

どれだけ眺めていても飽きない。
橋の上からぼーっと見ていたが、通学の高校生に変な目で見られた(´;ω;`)

山とは反対側の景色もきれいなのに、写真ではうまく表現できないw
人間の目のピント機能ってすごいといつも痛感する。

裾にかかった雲がまた風情ではないか...(*´v`*)

橋の真下を見るとかなり強い流れで足が震える。
昨日降り続いた雨が流れこんで濁流になっているんだろう。
こういうのを見るといつも「もし落ちたらどうしよう...」と考えてしまう。

市街を走っていても富士山が見える。
富山で立山連峰を見ながら走るのも感動したが、
残雪の美しい山を目の前にすえて走るのが気持ちいい。

開店10時を待って半額ハンター。こんだけ買っても2日分ちょい。

さきほどうまく撮れなかった、富士山とは反対側の景色。
富士川の川幅が広くてずばーんと開けた視界。

妹のいる山梨方面に向かう。
本当はもっと早くに到着できたのだが、まだ来るなと言われて渋々ゆっくり進む。
2日で行ける距離を6日かけて行くのはけっこうしんどいw

富士市からR52にショートカットする県道10号はほとんど平地で走りやすい。
ハイキングのような心持ちでのんびりと走っていく。

渓流のせせらぎに癒されながら、R52と合流する。

途中、道路をおりて川に行けるようになっている場所もある。
お風呂入ってない人はぜひ寄って行こう(*´v`*)

くもの巣のように頼りない吊り橋発見!!!高所恐怖症の出番がきた!!!

真っ昼間やのにおばけ出そうな雰囲気やでぇ...(´;ω;`)

足場は不安定でガッタガタ揺れる。縦揺れも横揺れもびよんびよん(´;ω;`)
高さは10mもないから、落ちてもしなないと思うとあんまり怖くなかった。

ゴール地点には栗のトラップ。
道端の栗拾って食べると、ほぼ確実に中に虫がいるから注意なwww
吊り橋自体は、別にどこに行くようなものでもなく住人の通り道用。
ただ吊り橋ハンターとして渡りたかっただけですwww

R52をそのまま北上して山梨県入り。
ここからアップダウンの続くしんどい道だった(´;ω;`)
事前に標高は調べてあったけど、高さがさほどない割に斜面がキツい。

日が照ってるから半袖でもダラダラ汗をかく。
特にのぼりは汗がしたたり落ちるほどで、見てて気持ち悪いw

日陰や下りになると急激に冷えて寒い。
川沿いだと風が水で冷やされてもっと寒い。
今の時期、半袖とジャケットを併用するのがめんどくさい(´;ω;`)

暑いのと寒いのを繰り返して、今日の道の駅に到着。
いつも、前日に道の駅マップであらかじめ写真や設備を調べておいて、
泊まるのに適しているかどうか判断してから向かっている。
それでも、到着するまでにはどこかで少し不安がある。
今日は屋根がなさそうだけど、入口んとこでなんとかなるか。
9~17時が営業時間だから、ブログ書いてから19時にテント、朝7時起きで十分。
洗濯や体拭きに使える時間もかなり余裕がある。
これが標準として、8時開店や22時閉店など変則的な営業時間の場合は
テント撤収の時間を早めたり、立てるまで少し待機したりする。
車の場合はこういった作戦を考える必要がないのがうらやましいw

この道の駅は工芸関係の大型複合施設になっていて、
はんこ作りや切り絵体験、紙すき、ガラス工芸など多彩な体験ができる。
他にも、芝生の広場やカヌー場、古民家、日本庭園、花の迷路といった
屋外体験施設も充実していて、子連れなら1日楽しめる場所。
と言っても、県外から来て道の駅で1日過ごそうとは思わないな...というのが
正直なところで、自分が娘を連れてどっか行くとしたら、
富士急とかぶどう狩りとか、それっぽいとこに行くだろうなぁ。
泊まらせてもらったお詫びに各所を紹介したい気持ちはあるけど、なかなか難しい。

宿泊だけで50以上、立ち寄りも含めると100近い道の駅に寄ったと思う。
どの道の駅も個性があるし町の振興をがんばっている印象があるが、
"また行きたい!!!"と思う場所なんてほんのわずか。
海がきれいな南房の『ちくら潮風王国』、星空が抜群の新潟の『阿賀の里』、
北海道の『摩周温泉』や山形の『天童温泉』はきれいで快適な足湯がある。
このあたりはパッと出てくるが、名前聞いてようやく思い出すようなところも多い。
ただ、トイレがものすごくきれい・汚い道の駅は強烈に印象に残る。
福島の「ひらた」、北海道の「北前船 松前」はびっくりするほどきれい、
逆に、明言は避けるが北陸の一部は落書きや汚れがひどい。
スタート時に北陸からまわってその汚さにうんざりしていたから、
『道の駅のトイレ=汚い』という図式ができてしまった。
そのぶん、きれいなところに出会うとびっくり大喜びする。
不特定多数(買い物しない人もたくさん)利用するトイレをきれいに管理する、
その努力を続けている道の駅ほど、また寄ってみたいなと思うのも確か。

そんなことをぼーっと考えながらブログ書いていると、
犬の散歩に来たおっちゃんが話しかけてきてのほほんと会話。
コーヒー飲む?と聞かれて元気に『ありがとうございます!!!』と答えたら
しばらくして5本も買ってきてくださった(*´v`*)
1週間くらいかけてちびちび飲むんだ...(*´v`*)
最近気づいたが『タイヤ何本くらい換えた?』と聞くおっちゃんが非常に多い。
食事や寝泊りの質問は少ないのに、タイヤや車体の質問はけっこうある。
このあたりは、生活よりもメカに興味を持ちやすい男性の特質なのかな?
逆におばちゃんは寝泊りや金銭的なものなど現実的なことに目を向けやすい。
それを意識して今後返答に活かそっかなぁ。
短時間の会話の中、相手にもある程度納得・満足してもらいたいし(*´v`*)
+-+-+-+-+
適度に暗く、通りからは離れて静かな場所。
昨日おとといは夜中でもトラックの轟音が響いていた(けど熟睡した)から、
今日は快適な環境で星空を見ながら寝よう。
その前に体拭きと洗濯。この時期は水仕事がつらくなってくるな...(´;ω;`)