【走路】国道228号線
【現在地】北海道檜山郡上ノ国町
【宿泊地】道の駅「上ノ国もんじゅ」
【走行距離】63km
【総走行距離】3800km
【話しかけてくれた人】1人
【総計】210人
【出費】1400円
【内訳】パン、さんま、松前漬
【特記事項】タイヤ前後交換
【走破地図】

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昨夜は20秒に一度ぴかぴか光るものすごい雷雨。
真っ暗な海岸に雷光が輝くと迫力に息を飲んだ。
朝まで降り続いた雨はまだ衰えを知らず、どうやら昼過ぎまで降るらしい。
今日は60km先の道の駅に行かないと修理用品の受け取りに間に合わない。
ギリギリの時間までコンビニでマンガ読んで雨をやり過ごす。

12時過ぎ、ようやく雨脚が落ち着いたところで昼食。
セイコーマートのパンはどれを食べてもおいしいが、トップはこのイチゴパイ。
サクサクの生地の中にたっぷりのイチゴジャム。
近所のパン屋さんや洋菓子屋さんが泣いて謝るくらいおいしい。
それで98円だなんて(*´v`*)

カツゲンさくらんぼ味。マミーにさくらんぼの味を足した感じ。
昨日のうちにタイヤを前後で交換しておいたが、
傷んだタイヤに水が入り込むのが怖い。しばらくは様子見ながら走ろう。

上り坂→橋→下り坂→上り坂...の延々繰り返しを10回ほど繰り返す
ものすごく単調な道。民家すらないからパンクしたら怖い。

でんでんむしがいっぱい道路を横断している(・`д・´;)
しかもでかい!!!

いざとなったらこいつらを食べて生き延びよう...(*´v`*)

岬と水平線という景色は何度も見る。
そのたびに何軒かの数少ない民家を見つけるが、
そこでの生活を考えるとなかなかおもしろい。
都会も田舎も関係なくみんな同じように学校行って、
仕事して、結婚して、子育てして、死んでいくんだ。

今まで行ったどの都道府県よりも山が深い。

そんな道を60km延々漕ぎ続けて、ようやく開けた市街に出る。
といってもいくつかのお店があるだけの小さな町。

田舎にも忍び寄るアニオタの気配。
全てわかってしまうのが悲しいw

くじら肉。生食用って...(・`д・´;)
フライなら食べたいんやが、これを生で食べる気はせーへんわ...。

今朝までいた松前町名物の松前漬。
名物もスーパーで買うとやっぱり安い!!!

名物じゃなくても安い!!!

生鮮・加工品問わず海産物はめちゃくちゃ安い!!!
焼きサンマが3尾で128円とか考えられん値段やろ...(・`д・´;)
他にも、刺身や切り身、さばく前の魚、殻付きのウニなどが激安。
海の町のスーパーだけあってびっくりする安さだった。
肉や牛乳などは都市部とほとんどかわらない値段。
不便でも、遊び場所がなくても、ご飯がおいしい。
それだけで旅行に行きたくなるし住みたくもなると実感(*´v`*)

ニュージーのネットカフェでナミが韓国人のおっさんからラブレターをもらった。
文末に『Milkyway...』とあったことから、俺とナミは爆笑。
以来、電話でも手紙でもミルキーウェイで締めくくるのがふたりの合言葉になったw
それは7,8年経った今でも続いている。
一方、俺のことをおにいちゃんと読んで慕っていたユキエは
トレードマークの白とピンクのニットカーディガンがかわいかったw
人生でいちばん楽しい1ヶ月だった。早くニュージーに住みたい(*´v`*)

今晩の道の駅は『道の駅絶景部門金賞』に輝いたこともあるらしい。
写真ではその絶景が伝わりにくいのがつくづく残念。
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無事パンクせず60km進むことができた安心感で、海産物いっぱい食べた。
スーパーで魚が安いのは嬉しいし、半額になるのを待たずに積極的に買いたい。
しかし朝夕カラスに襲われる事案が発生しているのも事実で、
1週間で2回、既に食パン3斤と菓子パン2つが犠牲になっている。
開封したものは食べきってしまわないと匂いをかぎつけられてしまう。
怖いというよりも、むしろもったいない方が強い。
明日はすぐ先の道の駅で修理部品を受け取って、
タイヤ交換完了すれば無料の温泉『熊の湯』に向かう予定。
混浴やでぇ...(*´v`*)