【走路】---
【現在地】北海道松前郡松前町
【宿泊地】道の駅「北前船 松前」
【走行距離】0km(徒歩で散策)
【総走行距離】3737km
【話しかけてくれた人】3人
【総計】209人
【出費】1500円
【内訳】修理用ゴムのり、パン、スパゲ、送料
【特記事項】わんちゃん救出
【走破地図】走行なしのため割愛
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昨夜は強風で夜冷え込んだ。
パンクや今後の立ち回り検討で疲れたこともあってすぐ眠った。

北海道は海岸沿いに道の駅があることが多い。
当分は絶景とともに目覚められると思うと心が軽くなる。体重は重い。

新しいタイヤがこの先の道の駅に届くのが水曜日。
だいぶ余裕があるから今日は動かず散策に出かける。
途中、おばあちゃんから「小さい犬見ませんでしたか?」と声をかけられる。
見てないけど、散策ついでに気にかけておこう。

地元の子が地面に書いた落書きにほんわかする。

商店街のスーパーが朝早くから開店していたけど、店中が魚臭かった。
鮮魚コーナーにはまだ何も並んでなかったのに(・`д・´;)

松前城がすぐ近くにあるから向かってみる。

ぬこちゃんの親子。抱っこしようと迫ったら逃げられた(´;ω;`)

松前城。松前藩は日本最北の藩だそうで、それ以上は詳しく知りません(´;ω;`)

お城を取り囲む松前公園は250種、1万本の桜で有名なんだとか。
5月中旬くらいまでは見られるらしいのに...うう...(´;ω;`)

ところどころにちょこっとは咲いている。
種類ごとに札が下げてあるため、どの種類なら咲いているのかがわかる。

満開の時期の美しさがなんとなーく想像できる風景。

こんな感じで全ての木に札が下がっている。
何十本もつらなる桜の木に、まるで呪札のようにぶらさがっているから逆に怖い(・`д・´;)

石碑に何やら言葉が彫ってある。ポエムか?
ストーンサークルみたいな雰囲気でちょっと後ずさりする。

桜が似合わん...(´;ω;`)
そろそろホームセンターが開店するくらいの時間になったから
てくてく歩いて向かっていると、道端にシーズー発見してもふもふした。
野良犬には珍しい種類だし、呼んだら来るし、抱っこも嫌がらないし...もしや?
たまたまパトカーが通りがかったから手を振って止めて、
早朝に犬を探している方がいたこと、自分は観光で散策していたこと、
この犬が人を怖がらず嬉しそうに寄ってくることなどを手短に伝える。
警察や役場に届けは出ていないけれども、交番で預かっていただけることになった。
うちもシーズーを飼っていたから、無事に先ほどの方のところへ
戻れるといいなと思いながらホームセンターで修理用品を買う。

うちのミニーちゃん(左)です。かわいい!!!

人懐っこくて誰にでも喜んでしっぽ振る子でした(*´v`*)

スーパーで買ったパン。コッペパン2つ分くらいの長さで、
ホイップクリームを挟んで、上からようかんがかけてあるという不気味な一品w
こしあんが薄くのばしてかけてあると思えばおいしかったw
電話がかかってきて、先ほどの方から無事わんちゃんを受け取りましたと伝えられる。
お礼しますと言われたけど、うちもシーズー飼ってたこと、
脱走したことがあって我が身のようにつらかったことなどを話して辞退した。
早朝に声かけてもらってなければ見つけても何もできなかっただろうし、
無事にわんちゃんがおうちに戻れて嬉しいです!!!とだけ返答しておいた。
それから道の駅帰ってきたのがお昼ごろ。
さて、これから閉館まで6時間何しようか...

なんと先ほどの方が、道の駅まで来ておみやげをくださった。
俺が警察にわんちゃん渡したとき、『自転車で旅をしてる途中で、
道の駅に停めて観光してるんですー』と話をしてあったから、
どうやらそれがおばあちゃんにも伝わっていたみたい。

名物の松前漬け。素直にありがたくいただいた(*´v`*)

漬物ではなく、こんぶ、スルメ、数の子を甘めの醤油で和えた感じの食べ物。
見た目はグロいけど、ねっとりした食感でごはんがススムくん(*´v`*)
いただいたものの他にも、生産者によって違いがあるようで
数の子なし、アワビ入り、あっさり系、わさび味など多岐に渡る。
ひとりで食べるのはもったいないしご飯もないため、実家と妹に送ることにした。
おとんが楽しみにしてるらしいw

妹情報で、北海道で有名な飲み物があると聞いて買ったカツゲン。
マミーなどの乳酸菌飲料の中に、お菓子のラムネをつぶして入れたような味。
ホームセンターで買ってきた修理用品でちゃりんこのパンク修理。
後輪タイヤが貫通痕ばかりでパンク頻発するから、前後のタイヤを入れ替えてみた。
前はそこまで負荷がかからないから、明後日までなんとかもってくれればそれでいい。
あと、番外編として『特に役立ったもの』のブログを書いてあります。
自転車旅をしたい方はご参考にどうぞ。
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ペットが脱走したときの心配具合、落ち着かなさは誰だって相当なものだし、
自分が危ない目に遭ってでも助けてあげたいと思う気持ちも同じ。
かつてミニーが脱走したときのことを思い出すと今でも心臓がバクバクする。
いつも自分が旅先で助けられる立場にいるから、
のんびり停泊しているときくらいは旅先で何か還元したい。
そういう願いが叶った日でもあり、無駄な足止めにはならなかった。
明日はパンク修理後のタイヤの様子を見ながらゆっくり先に進む予定。
できれば、新しいタイヤ受け取りをする道の駅のすぐ手前まで行ってしまいたい。