【走路】碓氷峠→妙義山
【現在地】群馬県富岡市
【宿泊地】道の駅「みょうぎ」
【走行距離】69km
【総走行距離】970km
【話しかけてくれた人】4人
【総計】42人
【出費】1400円
【内訳】メンチ+唐揚げランチ、銭湯
【特記事項】エアーマット修理、スコット、碓氷峠
【走破地図】

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今日は写真いっぱい、出来事いっぱいでお送りしますー!!!

今朝目を覚ますと、テントのすぐ前に巨岩が!!!

夜寝ていると、背中の冷たさで目が覚めることが何度かあった。
エアーマットの空気が抜けていて、背中が地面についてしまうため。
バルブからの抜けではなく、パンクだったため修理。

自慢すんな!!!
長野から群馬にかけて、国道18号が20km以上ずっと上り坂。
スーパーや食べるお店はちょくちょくあるが、それどころじゃない。
吐き気はするし、足は重くなってくるし、限界が近づいてきたその頃...

スコットに出会う。
オーストラリアから来て、野宿しながら日本をいろいろまわっているという。
今までまわってきた場所や、これから続く坂のこと、食事の話などをして、
お互いの健闘をたたえあって別れた。元気わいたで!!!

その後も10kmほど上り坂が続き、いい加減つらくて足が止まりかけた頃、
軽井沢に到着。リゾート地というイメージがあるが、街並みはそうでもなかった。
ただ、標高929mというのは想像以上に気温が低い。
今日は1000mちょっとの高さまで行ったが、5度くらい違う。
下では半袖1枚で十分なのに、1000mだと3枚でも肌寒い。
やはり避暑地として軽井沢が人気なのもうなづける。
ここまでもけっこうな坂が続いたが、
バイクのライダーさんが俺を抜き去った後に親指を立てて応援してくれたりと、
峠越えはちゃりんかー、ライダーの心温まる交流の場になっている。

向かいの山々と同じ高さ。横を見たらスキー場があるような場所。

超ロング激坂のせいで、空腹で餓死しそうになり、思わず入ったレトロな洋食屋さん。

店内の装飾品は販売もしているそうです。

メンチカツ+からあげ定食、750円。
味も普通、量も普通、値段も安いとは言えないけど、
周辺にあんまり一般人向けのお店もなかったので、安い方か。

軽井沢のマクドはしゃれおつ!!!

軽井沢を抜け、群馬県に突入!!!
ここから、イニシャルK、碓氷峠ダウンヒル伝説が始まる!!!

枯れた木がこわい。カーブもゆるいものから180度あるものまで多様。
崖側じゃなくて山側を走ってるので怖さは軽減する。
斜面はそこまで急なわけではなく、ゆるやかな坂がずっと続く。
日曜だからか、上りも下りもバイクの人が多い。
近隣のコンビニや食堂はバイクだらけ。

カーブの回数が書いてある。全部で180くらいカーブ連発。

ぐねぐねカーブもあるでー(*´v`*)

碓氷峠名物の「めがね橋」。

ででーん!!!

ずどどーん!!!

カーブ20のとこらへんに、碓氷湖のダム発見!!!

湖に橋がふたつ。きれい!!!
予定より早く進んでいるため、1周1.2kmの湖周をのんびりと歩く。

高さ150mくらいあります。ちんちん縮むわ。

穏やかな湖面に癒されながら歩く。

赤い橋が湖とのコントラストになってる。

ふれあいトンネル...おばけとのふれあい...

鏡みたい!!!
だいたい1時間ほどダムを探検し、碓氷峠の残り20カーブをおりる。
目的地の妙義の道の駅には16時頃に到着してかなり時間が余ったため、
妙義神社や妙義山をちらっと観光。

妙義山は奇岩が多いことで有名。
奥側にうっすら映ってるのを見てもらうと、奇岩っぷりがよくわかるんやけど...

妙義神社への道。歩くのがようやくといった急坂だが、桜がきれい!!!

妙義神社は階段だらけ。しかも不揃いで歩きにくい。

階段しかないやんけ...www
本堂は平成19年の台風で崩れ落ちたようで、修復工事中だそう。
かわりに、旧本堂をおまいり。

やたら長いローラーコースター。
ひとりで滑る勇気はなかったwww
このあと、ちょうどいい時間になったので銭湯へ。
今日は3時間くらい坂道をのぼりっぱなし、くだりもカーブだらけで集中したし、
汗も疲れもたっぷりたまって、どうしてもお風呂入りたかった(*´v`*)
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今、銭湯から道の駅に戻ってくると、走り屋っぽい車や人がちらほらいる。
ぼーっとパン食べてたら「見ねえ顔だな、ちょっと走ろうぜ」と声をかけられた。
というシチュエーションがあるわけでもなく、こうやってもそもそパソ打ち。
ただ、横で話を聞いてると、車の話、峠の話ばっかりしている。
好きな人にとって、碓氷峠、妙義山とすぐ近くにあるのはたまらんやろーなー。
イニシャルD読んでて、車に興味なくてもおもしろかったもんなー。
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ちゃりでの峠越えはものすごく不安だったが、大なり小なりの出会いがあり、
一般道ではあまりない応援のされ方、声のかけられ方をして、
足も体も疲れた一方で大満足の一日だった。
おみつちゃん(feat.おとん)の国道18号情報にも助けられ、
東日本前半の大きな山場を無事に終えられた。
明日は山を抜け、群馬の市街地に向かう予定。
調子がよければ埼玉県の鷲宮神社まで行ってみようかと。