DTM・VOCALOID初心者の為のブログNo.3
NO.3 VOCALOID2「鏡音リン・レン」の紹介
前回ブログを作成してから日にちが空いてしまって申し訳ありません。
今回は、VOCALOID2「初音ミク」の次に登場した「鏡音リン・レン」について紹介したいと思います。
1/10付けの「2007年一番の買い物」ブログでもちょっと記載したのですが、「鏡音リン・レン」は14歳の男女の双子という設定になっています。通常、VOCALOID2の「初音ミク」や音声合成エンジンが古いVOCALOIDの「MEIKO」や「KAITO」(「MEIKO」と「KAITO」については後日説明します)には、1本のソフトに一人分の音声ライブラリが入っています。
ところが、「鏡音リン・レン」だけは、1本のソフトに二人分の音声ライブラリが納められています。
実は、鏡音リンとレンの二人は声優の下田麻美さんが一人で二人分の声を作っているため、このようなことが可能になりました。
下田麻美さんは、㈱バンダイナムコゲームスが発売したアイドル育成ゲーム「アイドルマスター」の双海亜美・真美役を演じていることで有名な声優です。彼女は様々な声質の声を出すことができるため、男女の声をそれぞれ使い分けるということが可能であったのだと思います。
鏡音リン・レンのデモソングは、公式サイトで聞くことができます。
http://www.crypton.co.jp/mp/pages/prod/vocaloid/cv02.jsp
初音ミクのデモソングはこちら→ http://www.crypton.co.jp/mp/pages/prod/vocaloid/cv01.jsp
最後に、これからVOCALOIDをはじめたいのだが、初音ミクと鏡音リン・レンのどちらにしようか迷っているという方にアドバイスしたいのですが、最初は初音ミクからはじめることをお勧めしたいと思います。
初音ミクと鏡音リン・レンのデモソングを聞き比べると、初音ミクの方が発音が滑らかに聞こえると思います。
ニコニコ動画IDを持っている方は私の作った下の動画も参考に聞いてみてください。(鏡音リンの調整がうまくできていないので恐縮ですが・・・) http://www.nicovideo.jp/watch/sm2027453
実は、鏡音リン・レンの声は癖が強いため、パラメータを細かく調整しないとかなりカツゼツが悪く聞こえてしまいます。しかし、反対にパラメータの調節がうまくできれば、初音ミク以上に人間らしく歌わせることができるため、鏡音リン・レンはパラメータを調整できる中・上級者向きのVOCALOIDと言えます。
他の方が作られたこちらの作品はすごいです。「よつばのクローバー」
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1994140
一方、初音ミクは、パラメーターをあまりいじらなくてもかなり滑らかに歌ってくれますので、VOCALOID初心者におすすめできると思います。