日本の認知症患者数は約700万人《高齢者の5人に1人》


認知症で変わってしまって

も それは

病気の症状が出ているだけで

その人自身が

変わったわけではありません、


人生はクローズアップで見ると悲劇だが

ロングショット見れば

喜劇だ(チャップリン)






介護は親が命懸けでしてくれる最後の子育てだ。



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✨ボケますから

宜しくお願いします✨


母がお正月に抱負として

口にした言葉です、

2015年のお正月の抱負は


✨人に迷惑をかけない

年寄りになりたいです✨






母は85歳.父は93歳で広島の呉市に2人暮らし。

一人っ子のわたしは東京でドキュメンタリー制作の仕事をしています。


《長谷川式認知症スケール》


先生: お年はおいくつですか?


: 今年は何年何月何日です    か?


: ここはどこですか?


: 野菜の名前をおもいつくまで言ってください。


30点満点中.20点以下だと認知症の疑いが強いと判断されます。



私は母と大の仲良しで毎日のように電話で[今日はこんなことがあってねー]と、お互いの近況を面白おかしく報告しあっていました。

でも、最近.母のリアクションが少しおかしくなってきたのです。

前回話したことを次の電話でも

一から繰り返すようになりました。

最初のうちは、私も《おかあさんその話.こないだもしたろ...》 覚えとらんの?、、、


《しっかりしてや〜》

と、

軽い感じで指摘し

母も《ありゃ〜ほうじゃったかいね〜 》と、


笑っていたのですが こんなことが何度か続くとさすがに私も《これは冗談では済まされないぞ》と、思うようになりました。


得意だった料理もこのごろ甘かったり、辛かったり、ごはんも水加減が上手くいかずに柔らかだったり、硬かったり、




また、一日中探し物をするようになって来ました。タンスの引き出しを開けたり.戸棚の上の物を下ろしたり、、、しょっちゅうガサゴソしています。


2015年のお正月には大量の立派な昆布が送られて来ました。

北海道の真昆布、

利尻昆布、

羅臼昆布、

日高昆布、、、、


父: 北海道の海産物を売っている業者から電話があって言われるままにおっ母が買ってしもうたんよ、、


母: 迷惑かけたねぇ〜、ごめんねぇ~


父: 《ええわいね、もう済んだことじゃけん、これからは知らん人から電話があったらお父さんに代わってくれりゃーそれでええんよ》



母: ❴そうじゃねぇ あんたがおってくれて 助かるわー、


ありがとう❵、と、弱々しく微笑むのですが、

暫くするとまた、

ホンマ騙されたらいけんね〜

ごめんねぇ~が始まります



✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨






認知症の検査結果、母は14点でした。


脳のMRI検査からも脳全体が萎縮して空洞が出来ているのが分かりました。


先生: アルツハイマー型認知症です。そろそろ薬を飲み始めたほうがいいかもしれませんね。





😔😔😔😔😔😔😔😔😔😔😔



私: 小さく、母はアルツハイマー型認知症なんだって


父: やっぱりのう〜


そこに母が現れ、冗談めいた言い方ではありましたが、、


母: まったく、ぼけとりもせんのに

みんながぼけとる、

ぼけとる、

言うんじゃけんねぇ~


父: ほうよ、ぼけとらんなら気にすることは無いわい






最近の母の話は他人にバカにされているとか、他人からこういう目に遭わされたとか、怒りを伴ったものが多い。


あんなに明るく楽しい人だったのに、いつからこんなに、被害妄想的な性格になってしまったのだろう、、、







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認知症の人には、みんなそれぞれ活躍していた昔があり、人を思いやりながら尊敬された昔が有ります。


認知症で変わってしまっても

それは、病気の症状が

出ているだけで、

その人自身が変わってしまったわけではないのです。




認知症は今の所治せる病気ではありません。


だけど

認知症になったからといって

絶望する必要はありません。


楽しいことだってあります。

楽しいことを見つければいいんです。



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〈老醜をさらす〉、〈老いさらばえる〉と、いう言葉もあるように、

老いというのは、

イメージのよいものでは

ないかもしれません。




でも、それも含めて人生なんよ。 生きていくということは


そういうことなんですよ。

きれい事ばかりじゃないんよ。




✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨




私らの生き様を、

しっかり見て、

感じなさい、


母も父も、

今、

身を持って

私に教えて

くれているんだなァ〜と、

思います。



介護は親が命懸けでしてくれる最後の子育てだ!!


そして、この、子育ては

文字通り、命懸けですから

父と母の生き様だけでなく

死に様まで

私は

目を背けず

見届けなければ

ならないと思っています。






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✨父と人生会議✨

うちの父は今103歳だ、


3年前辛い別れを経験した、

60年連れ添った妻を亡くしたのだ。

自分がどのように人生を閉じたいか、、、

元気な内に

家族や主治医に

気持ちを伝えておく、、、

これは、

人生会議と言うのだそうだ。



先日、ついに

父と人生会議をやった。 


かなり勇気がいったが

父は思いのほか

素直に答えてくれた。


父: 延命治療はせんでええ、

わしゃ、素直に死なせてもらいたいと思うとる。


潔く宣言!

かっこいいなぁ

お父さん、、、




しかし、、、、、


その翌日、


父: あの~、あれから一晩考えたんじゃが、、、


いざと言う時になったら、

死にとうない、思うかも知れんじゃろ、

その時は、

やっぱり助けてや言うけん、、、、


そしたら✨助けてね✨、、、




思わず吹き出していた、

そして、

そんな父が愛おしくなって

思わず抱きしめていた。


103歳の父が生きる力に溢れていると分かった、一番の収穫かもしれない。


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