昭和.

貧しかったけど

夢があった!

未来への希望があった!



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テレビもない.

洗濯機もない.


水は井戸から

手押しポンプで

汲み上げていた.












あるもので工夫した



足りない時は知恵をだし


余った時は分け合う暮らし


人情に溢れていた



家族が同じ空間で

食事をし、会話をする







子供も家の手伝いなど

家族の中で

自分の居場所と役割があった




-子ども達の遊び-

かくれんぼ、縄跳び、缶けり、竹馬、メンコ、ビー玉、綾取り、お手玉、、、












✨足るを知る暮らし✨️


贅沢を求めず、

季節の移り変りや

日々の小さな出来事に

喜びを見出だした。





チューリップチューリップチューリップチューリップチューリップチューリップチューリップチューリップチューリップチューリップ





『大切なものを

 見失わないために』


-日本昔話-

『長者どんと貧乏神』、





ユーチュウブで

ゆっくりしたしゃべりで

眠くなりますよ😸




昔、昔、...

ある山合いの村に、


ごん助という男が

住んでいました。


ごん助は

たいそう働き者でした。





朝は誰より早く起き

井戸で水をくみ、

畑を耕し、

日が暮れるまで

手を休めません


けれども

不思議なことに

どれほど働いても

暮らしは

少しも楽になりませんでした


畑に種をまけば日照りが続き


川へ魚を取りに行けば

網が破れ、


薪を町に売りに行けば、

帰り道で

雨に降られてしまいます



村の人達は顔を寄せ合い

こんな噂をしていました


ありゃ~貧乏神に

とりつかれているに違いない


ごん助の家は

かわぶき屋根の

小さな小屋でした。




冬はすきま風が

ヒューヒュー入り、

夏は蚊が

ブンブン飛び回ります。


かまどには、

灰ばかりが残り


米びつの底は

いつも見えていました。


それでもごん助は

愚痴を言わず

黙って働き続けました。



夜になると、

イロリの火を細くして

一人呟くのです。





明日もまた働こう、

動ける手がまだある



ある晩のことです。


ごん助が麦を薄く伸ばし

ぱいをすすっていると、


戸の外で、

コンコンと音がしました。



不思議に思い

ドアを開けてみると、


そこに立っていたのは、

小さくシワだらけの

老人でした。




頭はハゲ、

着物はボロボロ、

帯は縄のよう、


それでも目だけは

ギラリと光っています。



へ、へ、へ、、、


こんばんは、

わしは貧乏神じゃ、



ごん助は

おもわず尻もちをつきました。



貧乏神じゃと、

うちにはなにもないぞ!

帰ってくれ!


貧乏神は肩をすくめて

言いました。


なにもないから

来たのじゃ、

腹も減ったし、

寝るところが欲しい。


ここは居心地がよい、


こうして貧乏神は、

ごん助の家に

住み着いてしまいました。



それからというもの

暮らしは

さらに苦しくなります。


苗はしおれ、

斧の縄は切れ、

薪は散らばります。


貧乏神は縁側に座り

それを見て

ヘラヘラ笑うばかり。


おい、貧乏神、

お前のせいで

ますます貧しく

なるじゃないか、


貧乏神は首をかしげました。



私のせいではない

お前が、

『ない』、『ない、』、と、

言うからじゃ、


『ない』と、言う

言葉は

わしの好物でな、、、、


食えば食うほど

貧しさが増える



その言葉を聞いて

ごん助はハッとしました。


胸の奥で

何か小さなものが

動いた気がしたのです。



『ない』、『ない』、と、

わしは言い続けて

きたかもしれん



貧乏神は黙って

ごん助の顔を見つめています。



イロリの火が

パチンと音をたてました。






その小さな音が

やけにはっきりと

耳に残ります。


ごん助は、

これまでの暮らしを

一つづつ思いかえしました、


米が少ない日。

畑が荒れた日、

銭がたりなかった日、


そのたびにごん助は

こう言って来たのです。



『あ~~ない!』、


『たりない!』、


『どうしょうもない!』、


貧乏神は

ニヤリと笑いました、




そうじゃ、お前は

よく『ない』を

食わしてくれた、

だからわしは、

ここで元気に

暮らせるのじゃ、、、


ごん助は

ぐっと唇をかみました。



ならば、

言葉を変えてみよう!


貧乏神は眉をひそめます、



言葉を変える!


そうだ!



ごん助は静かに

しかし

ハッキリと言いました。



これからは『ある』

を数える


その晩、

ごん助はイロリの前で

一つづつ声に出しました。


米は少ないが一粒は

ある、


畑は荒れているが土はある、


この手は疲れているがまだ動く、



貧乏神はじっと聞いていました。



すると、その顔色が

ほんの少し変わったのです。


おい、ごん助、、、

なんだか胸が

むずむずするぞ、、、



ごん助は少し笑いました



それは『ある』

を聞いたからだ、、、


翌朝、

ごん助は

いつもより早く起きました。



外に出ると

夜露に濡れた畑が、

朝日に照らされて

キラリと光っています。


水があるな、


ごん助はそう言って

鍬を握りました。


草を打ち、

土を返し、

一つ、また一つ、、、、




貧乏神は縁側から

その様子を見ていました。


みょ~だな~


貧乏神は

ポツリとつぶやきます。



同じ畑、

同じ土なのに、

昨日より

眩しく見える、


ごん助は

足をぬぐいながら答えました



見る目が変わっただけだ、


昼になると、

ごん助は

芋を刻み、麦と混ぜて、

ダンゴを作りました、


豪華ではありません、

けれど、

湯気は温かく、

腹を満たします。


貧乏神は一口食べて、

黙り込みました。




味が前とちがう、、、、


同じだ!


いや、違う!


日がたつにつれ、

ごん助の暮らしは

少しづつ変わっていきました。



芋の蔓を干し、

豆のからを集め、

壊れた道具を直して使う、、、



村の者が声を掛けます、

ごん助、

それ、どうやって作った。


ごん助は笑って答えました。


あるもので工夫した

だけだ、



貧乏神はそのたびに

小さくなっていきました。



背はちぢみ、

声は弱まり、

笑顔も消えていきます。


ある晩、貧乏神は

いろりの前で

肩を落としていました。


もうだめじゃ、、、


ごん助は

そっと声を掛けました、



どうした~



ここには『ない』

が

ほとんど

残っておらん、


ごん助はしばらく

黙っていました。

そして、静かに言いました。




お前は悪い神ではなかったかも知れん、


貧乏神は顔を上げます。



なに~~、、、



心が貧しくなると現れるそんな存在だったのだろう、


貧乏神はフッと笑いました、



そうかもしれん

なぁ~

ならば、

わしの役目は

終わりじゃ、、、



翌朝、

貧乏神は

小さな風呂敷を背負い

戸口に立っていました。





行くのか、



あぁ~

最後に一つ

言っておく


『ある』を忘れるな、



 忘れぬ



貧乏神は雪道を、

ゆっくり歩いて行きました



その、背中は小さく、

しかし、

どこか、誇らしげでした。


それからのごん助は

村の人と力を合わせ、

暮らしました。



足りない時は知恵を出し、

余った時は分け合う、、、


やがて、

村には笑い声が戻ります。


ごん助は、

いろりの火を見つめ、

そっとつぶやきました



今日も、『ある』、


こうしてごん助は

貧乏神に負けず

心豊かな暮らしを

手に入れたのでした。



お~

し~

ま~~~い。



♪︎👋♪︎😸♪︎😸♪︎😸




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