哲学者パスカルの遺稿集
❴パンセ❵より...

僕のもの、君のもの、
〈この犬は僕のだ〉
と、
あの坊やたちが
言っていた。
〈これは僕の
日向ぼっこの場所だ〉
ここに全地上の
横領の始まりと
縮図とがある。

人類が進歩できるのは
平和の中だけ。

過去の教訓から
学ぶ大切さ!

博愛の精神と
法の支配、
正統性、
誠実さ、
ルールに基づいた
力の強さを
見失ってはならない。
✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨
ー正義ー

正しいものに従うのは
正しいことであり、
最も強いもの従うのは
必然のことである。
力のない正義は
無力であり
正義のない力は
圧制的である。
力のない正義は
反対される。
何故なら
悪いやっらが
いつもいるからである。

正義のない力は
非難される。
したがって
正義と力とを
一緒に
置かなければならない。
そのためには正しいものが強いか
強いものが正しくなければならない。
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正義は論議の種になる
力は
非常にはっきりしていて
論議無用である。
そのために
人は
正義に力を与えることが
出来なかった。
何故なら
力が正義に反対して、
それは正しくなく
正しいのは自分だと
言ったからである。

このようにして
人は
正しいものを
強く出来なかったので
強いものを
正しいとしたのである。
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理性と情念
{理性では
抑えがたい
感情や欲望.執着}、
との間の内戦、
もし人間に情念なしで
.
理性だけあったら、、、
もし人間に理性なしで
情念だけあったら、、、
ところが
両方ともあるので
一方と戦わないかぎり
他方と平和を得ることが
できないので
戦いなしには
いられないのである。
こうして
人間は常に分裂し、
自分自身に
反対しているのである。

理性対情念の
この内部の戦いは
平和が欲しいと
願った人たちが
二つの派に分かれる
結果を生じた。
ある人たちは
情念を放棄して
神々になろうとした。
他の人たちは
理性を放棄して
野獣になろうとした。
すべての人の苦悩は
静かな部屋に一人で
座っていられない
ことから生まれる。

人間のさまざまな騒ぎ、
宮廷や戦争で身をさらす
危険や苦労、
そこから生ずる
かくも多くの争いや
情念を
大胆で
しばしば
よこしまな
企て等々について
ときたま考えたとき、
私がよく言ったことは、
人間の不幸というものは
みなただ一つのこと、
すなわち
部屋の中に
静かに休んでいられない
ことから起こるのだ
ということである。
社交や
賭け事の
気晴らしを
求めるのも、、
球や兎を
追うのに忙しいのも
それは王者の
楽しみでさえあるのだ。
✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨
ー気を紛らすことー

我々を楽しませるのは
戦いであって
勝利ではない。
人は
動物の闘いを
見るのは好きだが
勝った方が
負けた方に
食らいつくのは
見たがらない。
人が見るのを好むのは
意見が
戦わされる
ところなのであって
そうして
見出された真理を
うち眺めるのは
まっぴらてある。
同様に
情念においても
相反する二つが
ぶつかり合うのを
見るのは
楽しいが
一方が支配者となると
それはもう
暴力でしかない。
我々が
追求するのは
決して事物なのではなく
事物の探求なのである
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《人間は考える葦である》

《考えが
人間の偉大さを作る》
《無知を恐れるなかれ
偽りの知識を恐れよ》
正義とは何か、
正義とは
戦いの勝敗によって
決まるものなのか?

戦争は
みんなの命を
ムダにする。
あちらの命も
こちらの命も
かけがえのない命。

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パスカル〈1623∼1662〉
フランスの数学、物理学、
哲学に不朽の業績を残した天才
生涯を通して病気(激しい頭痛など)に悩まされ39年の短い生涯を終えました。
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