眼球の水晶体が次第に曇ってゆく症状、この症状が進行していくと視力が低下し物が見えにくくなります。

 これが白内障という目の病気です。

 私の妻も白内障の症状が進み、手術するか悩んでいました。さんざん悩んだ挙句、手術すると決めました。

 左右両方の目をそれぞれ日帰りで手術、まず右目を手術して1週間後に左目をします。手術後1週間は眼帯付けたり、点眼したり保護メガネを付けたりして目を保護します。

 トータルで2週間は安静にしておく生活が必要です。

 目の水晶体を取り除いて眼内レンズに交換する手術になります。眼内レンズは人工的に作られたレンズで半永久的に使用できます。レンズは焦点距離が複数ある多焦点レンズと単一の単焦点レンズがあります。

 健康保険の範囲で治療する場合は単焦点レンズになります、この場合遠方又は近方のどちらかのレンズを選ぶことになります。

 多焦点レンズの場合は遠近両方見ることも可能ですが、保険適用外のため高額な治療費がかかります。また、個人の目の状態によっては使用不可となる場合もあります。

 一般的なのは単焦点レンズの手術ですが、問題は単焦点であるため遠方が見えるよになるレンズか近距離に合わせるレンズのどちらにするか迷うことです。

 個人の仕事や生活様式によってどちらを選ぶのか判断することになります。

 近距離用レンズの場合は読書や書き物、炊事等の日常生活が眼鏡なしで十分可能です。クルマの運転とか野球観戦とかの場合は眼鏡を使用することになります。

 妻の場合は近距離レンズを選択しました。普段の生活を眼鏡なしでしたいとの思いからです。

 左右のレンズを違うものにする方法もあります。ただし慣れが必要ですので慣れるまで時間がかかります。

 まだ片目しか終わっていませんので、両目終わったらまたブログします。