始発電車までは長く

僕たちはあくびをしながら

青春時代の恋の懐かしさを

確かめ合っていた

 

明け方の空は紅く

眩しすぎるくらいだった

若さを無駄にしていた

あの頃の僕たちの心のようだった

 

あの頃と変わらぬラブソングを歌おう

今も変わらず大事な君のため

さりげなくそっと…

今の時代のラブソングを歌おう

失くしかけた大切なものを

もう一度取り戻して

 

自転車で朝陽を追いかけて

風を切りながら走って

笑いながら

太陽を迎えに行った熱い夏

 

あの頃と変わらないねと

君が少し微笑みながら

改札口の向こうへ行って

始発電車に乗り込んだ

 

僕は部屋に戻り

何もかも納得したように

静かに頷きながら

朝のコーヒーを飲み干した

 

あの頃と変わらぬラブソングを歌おう

さよならを抱き締めながら

次に進むために

今の時代のラブソングを歌おう

失くしかけた大切なものを

もう一度取り戻すように

 

ベッドに横になり

君の最後の優しさを

抱きしめてそっと

少し眠りにつくことにした

 

 

 

 

 

 

 

 

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イメージですm(_ _)m

 

 

 

 

 

 

 

 

いつも読んでいただきありがとうございます(^^)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ca

















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