今日は陸上日本選手権の3日目で個人的に男子の3000m障害を注目していました!


序盤からこの種目の日本記録保持者である順天堂大学の三浦龍司選手の引っ張る展開となり、三浦選手は参加標準切っているため、3位以内に入れば即東京五輪内定ということで、堅実なレースをするのかなと思って見てました。


1000mは参加標準より少し遅いペースでしたが、2000mではペースを上げてきて、これはもしかすると、三浦選手以外にも五輪内定者が現れるのではないかと思いました。


先頭は三浦選手と愛三工業の山口選手、HONDAの青木涼真選手の3人ほぼ絞られる展開でした。残り2周となった水濠で三浦選手が着地した時に転倒してしまいました。私自身もその一瞬ヒヤッとしましたが、三浦選手がこれをきっかけにペースをぐんぐんと上げ、2位以下を突き放していきました。


そして三浦選手はなんと自身の日本記録を超えるタイムでフィニッシュしました。日本選手権という大きな舞台で転倒というアクシデントがあったにもかかわらず、自分の力を発揮することはとても凄いと思いました。また。2位の山口選手、3位の青木選手も参加標準を切ったことで東京五輪に内定しました。特にフィニッシュ後の山口選手がテレビに映し出された時、地面にうずくまっている姿がさまざまな感情が溢れ出ている感じがして見ているこっちも胸が熱くなりました。3位に入った青木選手は箱根駅伝の5区で毎年活躍していて、さすがの安定感だと思いました。


今回の東京五輪に出場が内定した選手は選ばれたことを誇りにして、堂々と東京五輪に挑んでほしいです。