集客フォトグラファー 魅せる世界観 空間フォト
Beaute
Naoko Tomitaです
なおこの部屋へようこそ
2月18日の晩に、母から「父がお風呂場で倒れた」というLINEが来ました。
息子の期末が近かったため、留守番をさせようかと思いましたが、何も手につかないというので・・・連れていきました。
いつもは中々連絡がつかない夫(医師)とも、スムーズに連絡がつき、即病院に駆けつけてくれ、医師から説明を聞いてくれました。
結果は「脳出血」で、完全に右半身が麻痺し、失語症、栄養も鼻からカテーテル。一切何もできない状況になっていました。
入院当日は会えましたが、それ以降はコロナのことで、面会は禁止。全く様子もわからないままの状態が続いていました。
入院して2週目あたりに、区の介護認定調査の時のみ、家族の立ち合いが必要とのことで、短時間でしたが、私が行ってきました。
失語症・頭の先から足の先まで、右側の完全麻痺。喉も麻痺しているため、口から何かを摂取することは一切できません。
大変な状況で、退院の見込みは全くわかりませんが、見た目が思ったより元気そう(?)で、ほっとしました。
実は、立ち合いが決まった日から、行くのが結構怖くて・・・どんなふうになっちゃっているのだろうか・・・と。
結構面倒臭い性格の父なので、電話がかかってきても、スルーしてしまったりしていた事も多々あり・・・。
「出といてあげればよかった・・・」と後悔したりして。
実際病院での滞在時間は、たった20分程度でしたが、ほっとした気持ちと、この先の介護生活をどうするか・・・など、色々と考えがめぐり、とても疲れてしまい。
その晩に、PCに向かっている時に、寝落ちして・・・
木のベンチシートから転がり落ちて、肋骨を骨折しました(笑)
落ちても寝ていて、目を開けたら、ワンコが上から心配そうに覗き込んでいました・・・。
少し年上のお友達からは、40代半ばからは親のことで色々あるよ・・と聞いていましたが、突然の降って沸いた現実。
病院に向かうとき、息子に「ママ落ち着いているね」と言われました。
「落ち着いて行こう」と、かなり意識していたので、そう見えたのでしょうね。
しかし・・・現実は、
夜中近かかったとはいえ、とてつもない格好で(笑)しかも、下が厚手で、着るジャケットがどれもこれも入らない(笑)
何度もスマホを落としたみたいで、帰ってきたらスマホのガラス保護シートがバリバリ
お金を持っていない(Suicaがあったので、タクシーには乗れました)
他にも諸々、失敗をしていて・・・
落ち着いているつもりでも、結構違ったんだなぁと実感。
突然のハプニングに遭遇すると、人って冷静でいるつもりでも、結構冷静には行動できないのだと実感しました。
本当に10分前まで元気だった父が突然、脳出血。
これは、年齢の問題ではないと思います。人って、いつどうなるかわからないなぁと思いました。
電話をしたら急いで駆けつけてくれた夫。
倒れた姿をみた母が、PTSDの様になってしまい、具合が悪くなって。我が家に夜、犬連れで、突然泊まりに来ても、嫌な顔一つせず受け入れてくれた夫。
じいじが心配すぎて、走ってタクシーを捕まえた息子。あんなに慌てていた息子を初めて見ました。
大変な時ほど、家族の本心に触れる事ができ、感謝の気持ちを持つことができました。そして、夫にも優しくしてあげようと思ったり(笑)
自分自身、現在肋骨骨折していて、身動きがしにくい状況です。
父の件では、病院・社協・リハ専門病院などとの連絡を、全て私がしている事に重なり、自分も骨折するという・・・
(ちなみに、弟はなんの役にも立ちません💢)
お客様には、事情をお話しし、納期が多少遅れる事をお伝えしました。
皆さま、本当に優しくて。
「まずは、なおこさんがゆっくり休んでください」と全員の方からお言葉を頂いたことも、感謝しかありません。
何かを察したお友達から連絡があったり・・・人の優しさに触れることもできた、貴重な機会でした。
今回の父の件で、人っていつどうなるかわからないし、いつ家族が大変な状況になり、身動きが取れなくなるかわからないと、
実感しました。
やりたいと思った事は、
・自信がない・・・
・まだ準備中
・まだタイミングじゃない
など、うだうだ考えず、飛び込んでしまうこと。後悔しないように、やっておくこと。
いつ、健康面や外部からの事故なども含まれまずが、平穏な生活でなくなるかわかりません。
傍若無人に行動するということではありませんが、
できるときに、やっておく。
それが後悔しない秘訣
昨日、大切なお友達に「やらなきゃ、理想には近づかない」と言ってもらえました。
本当にその通りなんです。
皆さんも日常を過ごす中で、当たり前に家族、親がいると思っていますが、「いつどうなるかわからない」と思っている事って大切なんだと思います。
日々、後悔しない様に、大切に生活していってほしい。
これが、今日皆様にお伝えしたい事でした。