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 米ウォールストリート?ジャーナル(電子版)などによると、米政府は、発電所から出る二酸化炭素(CO2)を2030年に05年比で30%減らす新たな削減目標を示す方針を固めた。州ごとに目標値を定め、達成のため省エネや再生エネルギー導入で削減した排出量取引の活用も認める。

 オバマ政権は、CO2を含む国内の温室効果ガス全体の排出量を、20年に05年比で17%削減する国際目標を掲げている。発電所から出るCO2は国内の温室効果ガスの約3分の1を占める最大の排出源。その具体的な削減目標を打ち出すことは温暖化対策を前進させるだけでなく、オバマ政権の強い姿勢を内外に示す狙いもあるとみられる。

 環境保護局(EPA)が2日に公表する。火力発電への依存度などを考慮した上で州ごとに削減目標を定め、全国平均で20年に05年比で25%減、30年で30%減を目指す。今後1年かけて国民に意見を求めるなどしたうえで最終決定し、各州に16年6月までに実行計画の提出を求める。