冬が近づいてきて

多肉達を取り込む季節が迫っております。


ここで問題なのが、

増えた多肉鉢と、

増えたビカクシダ。笑


去年ですから多肉棚ギリギリだったのに、

今年は無理かも。。


ビカクシダは多肉棚の側面にぶら下げるとはいえ、なんだかんだ場所はとる。

胞子葉とか。。。




ビカクシダを育て始めて1年が経ち、

どっぶりと沼にハマったところで、

我が家もついに導入を検討する時がきました。

通称「ビカクウォール」

またの名を「ビ壁」


とりあえず完成写真!


この様な育成用の専用壁を

ビカク界隈の方々はみなさん作ってますよね。笑




2×4材と突っ張り器具で柱を作り、

そこに金属網なんかを引っ掛ける。

というのが多いと思います。



私もその方法で作成しました。

まずは、1番大事な柱を作るための

突っ張り器具をどれにするのか、


おそらく2大巨塔といえば、

ラブリコディアウォール。

その他ホームセンターなどでも

プライベート商品が多数出ています。



色々悩みましたが、

決めたのは結局ラブリコ(笑)

こちらのアイアンタイプにしました。


ラブリコを選んだ決め手は

見た目耐荷重



見た目は完全にただの好みです。笑

マッド調のアイアンが部屋の建具や、

多肉棚と相性が良さそうだったので。




耐荷重は商品によってかなり差がありました。


行きつけのホームセンターのコメリにも、

同様のオリジナル商品がありました。

価格もとても良心的で

アジャスターと棚受けを揃えると、

ラブリコ半額以下で揃えられます。


しかしコメリの商品は

柱1本に対する耐荷重が10kg

棚受け1枚に対する耐荷重は5kg


一方ラブリコは

柱1本に対する耐荷重が20kg

棚受け1枚に対する耐荷重は30kg


(ディアウォールは数値を明記してしないようです。)


濡れた水苔は

想像以上に重くなりますからね。

コメリの商品だと

少し心許ないかなと。。


棚の木材の重さや、

金属網の重さも込みでですからね。


ラブリコの強力タイプなるものは

柱1本で耐荷重40kgもあるそう。

強力タイプにアイアンは無いみたいですが。


耐荷重内で倒れたからといって

補償等があるとは思いませんが、

あくまで安心材料というか、

目安にはなるのかなと。




そして、

いくら耐荷重がある商品を選んでも、

使い方を間違えると

天井を傷つけたり、

転倒の危険が。。



ほとんどの商品が

石膏ボードだけの弱い箇所ではなく、

梁等のある箇所に設置することを推奨しています。



我が部屋の、

ビカクウォール設置予定場所はこちら。

入り口の脇の壁です。

もうここしか空いてない。。。



設置したい所に梁があるか調べます。

目立たないとはいえ、

やたら滅多に針を刺すと

穴だらけになってしまうので、


まずは、

磁石で壁紙に隠れた釘を探します。

釘がある=梁がある可能性が高い

磁石が付いた所に

マスキングテープを貼ってます。



おそらく赤ラインに梁があります。

設置予定の壁沿いを何点か針で刺しました。

青印のところは針が最後まで刺さってしまいました。

残念ながら壁沿いには梁は無いようです。


これだけ見ると、

左右の赤ラインの梁の位置に

柱を立てれば良いように思いますが、

右側は火災報知器が邪魔で、

左側も端に立てると

コンセントを殺してしまう。。



みなさんもそうだと思いますが、

立てたい位置に梁があるとは限らない。



強度の低下や転倒、天井の損傷のリスクを覚悟の上で梁のない所に立てるか、、



ホームセンターの詳しそうな方に相談して、梁に直交するように1枚当て木をすることに。

文章でイメージつきますか??

冒頭写真の天井部分に添わしてある木です。



石膏ボードなどの弱いところ1点に力が加わるのを防ぎ天井への負荷を分散させる。

当て木を通して梁にも力が加わることで固定力が増す。


ただし、当て木をするにしても

梁から離れすぎない方が良いだろうと。




そのままホームセンターで

2×4材を購入&切断してもらいました!


次に塗料ですが、

塗料こそ色々ありすぎて

DIY初心者の私には訳がわりません。


今回はこちらのワトコオイルのエボニーを使用しました。

ワトコオイルはオイルステインの部類に入るのかな?

浸透性の着色剤で、被膜を作らないので木目を生かした着色が可能。

仕上げ材としても使用でき、ニスほどではないものの多少は耐久性を持たせられる?



1度目は多めに塗って放置した後、

染み込まなかった余分なオイルを

ウエス等で拭き取ります。

拭き取り後、1時間ほど乾燥させ2度塗り。

今度は1度目より少なめに。


またしばらく乾燥させて、

ウエスで拭き取り。


ウエット研磨はしませんでした。

面倒くさかったのと、

テーブル等の家具じゃないし、

そこまでしなくても良いかなと。。



左が塗る前、

右が2度塗り後です。

良い色!!


完全に乾くのには1日以上かかるそうなので、

この日の作業はここまで。

(独特の匂いは数日経っても抜けません。

まだ部屋は微かに匂います。笑)





次の日!

組み立ていきます。


ラブリコアイアンの下部は、

2×4材の底面に付属の緩衝材を貼るだけです。


上部は被せてネジ止め。

電動ドライバーはないので、

今回の作業は全て手動のドライバーでしたが、電動なくても全然余裕でした。



せっかく全面塗装しましたが、

ステイン材は色移りしそうなので、

直接 天井や壁に触れる当て木の面は
家に余っていたフロア材を接着剤で貼り付けてみました。



柱を立てて、

棚受けを設置、

棚用の2×4材を取り付け。

棚を設置しましたが、

棚を利用するつもりは当初あまり無く、

左右方向への柱の転倒防止や

滑り防止目的の意味合いが強いです。


あと、上側はLEDライトの設置台に使えそうだったのと。

中央の棚は、照明スイッチの位置はメッシュパネルを空けないといけなかったのでどうせならと。


青矢印が当て木?添木?です。

上部の赤矢印のところが、

LEDライト設置台です。



ライティングバー(ダクトレール)を

使用している方も多いですが、

うちは90cmしか幅がないので、

ライトも1つか2つで事足りるかなと。



こんな感じのL字とコの字の2×4用金具を使って

切り出した時の余りの2×4材を取り付けました。




左下端のコンセントも無事使えそうです!




90×60のメッシュパネルを、

照明スイッチを避けて上下に設置。

完成!!!



ビカク達を並べて。

あれ、、

思ったより入らない。。笑



あと、ライトは1つじゃ足りなそうですね。。

また少しずつ改良していきたいと思います!


とりあえず今週末の寒波が来る前に完成してよかった。