・父はあっという間にいなくなった。スキルス胃がんは、進行が早く孫を抱けない程、やせ細っていく。
・私は最後まで諦めなかった。病室から仕事場に出勤し、また病室に戻る……
きつい、疲れたという感情もなく、ただ父の側にいたかった。
・最期の時、今でも悲しくなる。私の一番の援助者、理解者、最愛の人だった。
今日は残業してきた。
コロナ蔓延で帰るに帰れない。
他のパートさんは時間で帰るがそれができない。
昔から、不器用な代わりに一生懸命頑張る。
というのが私!
何故なら、それしか取り柄がないから……
まるで昭和……
見返りを求めているわけではないが、一大事には勝手に体が動く。
結局お昼ご飯なしで6時間半働いた。
帰ったら、お腹はすく、目眩はひどい。胸の動悸が止まらない!
ばっかみたい
そういう事でしか、自分を表現できない。自分の存在価値を見いだせない。
劣等感だらけの自分にあきれる。
普通は自分はよく頑張った
って褒めてもいいのに……
それこそ、仕事ができない人間の詭弁だ。
疲れていたら、気分が落ち込む。
そしてまた何も無かったように、ニコニコして明日働くのだろう!
自分を変えられないまま、齢とっていくんだろうか?
今日は、病んでる。