
2018年のアメリカ映画「アントマン&ワスプ」です。
いわゆる「アベンジャーズシリーズ」の1つです。
「アントマン」としては2本目ですが、アベンジャーズシリーズとしては20本目となります。
3年前、前作の「アントマン」の感想で「もう今から追いつくのは至難の技ですよ、この「アントマン」で12本目ってことになりますから。」と書きましたが、とうとう20本目ですよ。
もはや、今から追いつこうってのは本当に至難の業ですね。
さて、キャスティングは前作の「アントマン」と変わってません。
アントマンはポール・ラッド、ワスプはエヴァンジェリン・リリー。
他にもマイケル・ペーニャ、ミシェル・ファイファー、ローレンス・フィッシュバーン、マイケル・ダグラスなどが出演しています。
主人公は元泥棒の男でして、わけあって「アントマン」のスーツを盗んでしまいヒーローになってしまいます。
ちなみにこのアントマンは2代目でして、初代はマイケル・ダグラスってことになります。
マイケル・ダグラスってこんな役もやるんだなぁ・・・。
さて、「アントマン」の1本目のあと「シビル・ウォー」っていうとんでもない展開がありまして、その後、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」で取り返しのつかないことになった後の話です。
「インフィニティ・ウォー」には名前が出てきただけで全く姿を見せなかったアントマンですが、今作もあまり、というかほぼ「アベンジャーズ」の流れに関係なく話が進みます。
他のヒーローがゲスト出演てこともなく、完全に独立したような感じです。
最後の最後、スタッフロール中にやっと少しだけ流れに加わってたんだなってことが分かります。
アントマンが分子だか量子だかの世界に行ってみるんですが、外で待ってる初代アントマン、初代ワスプ、2代目ワスプからの応答が無くなります。
「まったーく、冗談きついぜ」って思ってるアントマンですが、実は大変なことになってます。
3人ともチリとなって消え去ってしまっているんです。
というエンディングです。
これはもう「インフィニティ・ウォー」のラストでサノスがやった指パッチンの影響でしょう。
「全ての生物の半分が死ぬ」というおそろしい指パッチンが行われたわけですが、ということはこの「アントマン&ワスプ」は「インフィニティ・ウォー」と同じ時間帯で展開されてたストーリーってことになりますね。
世界があんなことになってたのに、アントマン達は割と気楽にジョーク飛ばしながら別で戦ってたんですね。
だから他のヒーローは忙しくてこっちにいないんですね。
ていうか、アントマン何で向こうに呼ばれなかったんだろう。
まぁそれはおいといて、とにかく「インフィニティ・ウォー」の影響を受けちゃってたってことで、なんとかアベンジャーズシリーズとの関わりがもてたって感じですね。
ワスプも消え去ったんで「エンド・ゲーム」ではどうなるんでしょうね。
話はこの映画に戻るんですが、自分的にはまぁ「普通」っていう感想でした。
さっきも言いましたがあまり「アベンジャーズ」と関わりはない話なので飛ばしても大丈夫ですし、他のヒーローも出てきませんし、「おおお」って感じはありませんでした。
でも、アントマン独特のアクションが楽しめる1本でもあります。
小さくなったり大きくなったり自由自在のヒーローなので映像がビックリ手品ショーみたいな感じです。
自分的には小さいのより大きい、というか、「チョイ大きい」くらいのアントマンが好きですね。
5メーターくらいの人間って微妙な違和感があって面白い映像でした。
というわけで、次はアベンジャーズ21本目「キャプテン・マーベル」、そしていよいよラスト完結編「アベンジャーズ/エンドゲーム」となります。
オススメ度 50%