
2015年のアメリカ映画「セルフレス/覚醒した記憶」です。
原題は「Self/less」、邦題の後ろの「覚醒した記憶」、ダッサい。
ライアン・レイノルズ、ナタリー・マルティネス、ベン・キングズレーなどが出演しています。
最初の15分はライアン・レイノルズ出てきません。
最初の15分はベン・キングズレーが主役です。
ベン演じるダミアンは大金もちです。
性格も傲慢なところがあります。
つるっぱげで金持ちで性格悪いっていう、アメリカによくいるセレブです。
そんなダミアンなんですが、68歳にして末期癌を告知されます。
余命半年。
ダミアンは死を覚悟するんですが、実は死ななくてもいけるよ~っていう情報を手に入れます。
それは「人間の体を培養して作ってるんで、あとは記憶とかを移植したらまだ生きれるよ~」っていうやつです。
胡散臭いんですが、まぁ映画なのでそれが可能になってるわけです。
ダミアンは早速、一般人では払えない額の金を払い、そこに入会。
自分にあった体が出来上がったので早速移植開始。
なんか怪しい胡散臭い絶対騙されてるっていう機械の中に入るダミアン。
グルグル回って、はい出来上がり!
うそくさっ!!
でも・・・、なんとダミアン、本当に精神とか記憶だけを移植されてるんです。
というわけで、ここまでの15分間の主役ベン・キングズレーはここでお役御免。
ここから90分はライアン・レイノルズが主役となります。
そうなんです、つるっぱげのベン・キングズレーがイケメンのライアン・レイノルズになって人生やり直せるんです。
しかも、貯金とかはダミアンの貯金をそのまま引き継げますから、もう最高なんです。
早速女遊びに精を出す若返ったダミアン。
1日や2日じゃ飽き足らず、1週間、1ヵ月、もうよく分からないくらい女を抱いて抱いて抱きまくります。
男って若返ったらまずエッチしまくるんですね、こんなに遊びまくって大丈夫かってくらい女を抱きまくりです。
なんせイケメンで金持ちですから、毎晩美女とベッドイン可能なんです。
そんなアホみたいなコンティニューあるかって感じなんですが、やっぱりこれには裏があるんですね。
ダミアンは会社から渡された薬を飲まないと幻覚などを見てしまいます。
しばらくこの薬を飲まないとダメらしいんです。
それにしてもリアルな幻覚を見る。
ダミアンは幻覚の中にあった特徴的な場所をネットで検索。
すると自分が見た幻覚と同じ建物が存在してたんです。
ダミアンは早速その場所へ。
そこには家があり、ダミアンは吸い寄せられるようにその家の中へ。
そこにはマデリンという女性がいて、ダミアンを死んだ夫と思い込んでいます。
ここらへんでピンときますね。
そうなんです、ダミアンが買った体は「培養して0から作ったもの」ではなく「死んだある男の体」だったんです。
ここからは今まで女遊びしかしなかったダミアンが奮闘してこのメチャクチャな会社を相手に戦い、謎をといていくというアクション&サスペンスです。
カーアクションあり、格闘アクションあり。
都合の良いことに、ダミアンの貰った体は元軍人で、凄腕のバトルスキルを持っていたのです。
という映画でして、設定が面白かったです。
でも、非常に先が読みやすい映画です。
最後も「薬を飲むのをやめ、体を元の男に返し、マデリンと再会させる」というオチです。
「そうするだろうなぁ」って感じでした。
ストーリーは先が読めるんですが、色々と設定が面白すぎる映画です。
オススメ度 50%