
2016年のアメリカ映画「バーン・カントリー」です。
日本では劇場未公開です。
ドミニク・レインズ、ジェームズ・フランコ、メリッサ・レオなどが出演しています。
ジェームズ・フランコとメリッサ・レオが出てるってことで観てみましたが、まぁ分かりづらい。
というか伝えるつもりもなっていう映画です。
主人公はアフガニスタンからアメリカへ亡命してきたオスマンという青年。
オスマンはカリフォルニアの田舎にやってくるのですが、外人が抱くカリフォルニアとはほど遠い田舎町です。
自分はカリフォルニアときくと2PACの「California Love」を思い出してしまいます。
海がキレイで最高にハイテンションなイメージです。
でもオスマンがやってきたカリフォルニアはホラー映画に出てきそうなアメリカの田舎町です。
で、実際、変な感じの人ばっかり住んでます。
オスマンは親友の母親であるグロリアの家にお世話になることに。
グロリアは警察官でして、オスマンは新聞社で警察関連の記事を書くことになったためグロリアに同行して取材したりします。
その中で知り合ったリンジーという青年。
リンジーとの出会いは最悪でしたが、そこからオスマンとリンジーは仲良くなっていきます。
が、リンジーが何かしらの殺人事件に巻き込まれ、そのままリンジーは行方不明に。
大変な事件なのにあまり警察も捜査したがらない。
町の人達もあまり興味なさそう。
いったい、この町の人達は何を隠してるんだ!?
っていう映画です。
オチを言ってしまうと「田舎ですから」っていうことになります。
ここが非常に分かりづらい。
ラストでリンジーはあっけなく町に戻ってきて、「許してもらったから」とか言ってます。
顔はボコボコに殴られてます。
何がどうなって、こうなったのか、教えてもくれない映画です。
とにかく「田舎ってのはそれぞれにルールがあるんだぜ」ってことらしいです。
それにしてはあまりに不親切。
真面目に観てたこっちが損した気分になりました。
M・ナイト・シャマランの映画みたいな「はぁ・・・・・」としか言いようのない映画です。
この映画観たあとはスッキリと眠れないので、寝る前に観るのはオススメ出来ません。
もうあれですよね。
面白くなくてもしっかり「これがオチ!!」ってのを提示してほしいですね。
日本では劇場未公開になったのが分かる気がします。
オススメ度 32%