2008年の日本映画「バイオハザード ディジェネレーション」です。
アメリカでは「Resident Evil: Degeneration」で公開されてます。
制作したのはなんとゲーム会社カプコンです。

もう説明不要の大人気ゲーム「バイオハザード」の映画版となります。
どういうゲームかも説明不要ですね。
街がゾンビであふれかえり主人公はゾンビから殺されないように逃げながら謎をといていくってやつです。
近年のバイオハザードは昔みたいに逃げ回ることも少なくなり、基本的にゾンビを撃ち殺しまくるアクションゲームみたいになってます。
「バイオハザード」はアメリカでは「Resident Evil」の名前で発売されており、この映画もアメリカではそうなってるわけです。

「バイオハザード」の映画版といえばハリウッドの実写版を思い出しますね。
ミラ・ジョヴォヴィッチ主演で6作作られていて、6作目でいちお完結編だそうです。
今日はこの「ディジェネレーション」明日は「ダムネーション」んで明後日に「バイオハザード ザ・ファイナル」について書こうと思います。
3日連続、夏のバイオハザード祭りです。

でも、この「ディジェネレーション」と「ダムネーション」はハリウッド製作ではなくカプコン製作の「フルCGアニメーション」です。
しかしながらストーリーや設定などは原作であるゲームに近い内容となってます。
実写のハリウッド版はかなり飛びすぎた展開になってますね。

今作の主人公はレオンです。
ヒロインとしてクレアも登場しますよ。
ちなみにレオンは「2」と「4」と「6」の主人公でして、クレアは「2」の主人公で「1」の主人公の妹にあたります。

物語はバイオハザードらしい展開から始まります。
空港でウィルスが蔓延してゾンビがゾゾゾーっと出てきてレオンとクレアが一般人を助けながら空港から脱出するというもの。
ゲームにあってもおかしくないくらいのシチュエーションですね。
ゾンビも暗闇にユラユラしながら歩いてくるのでホラーゲーム感が出てます。
この空港のシーンは「バイオハザード」というゲームをうまく映画におとしこめた展開だなぁと思いました。

このあと、なんか分からないけど巨大化+狂暴化したモンスターと戦うシーンになってよくあるSFアクション映画みたいになってしまいます。
でも、これもまたバイオハザードなんですよね。
毎回最後はよく分からないけど大きくなって「ただのモンスター」となったラスボスと戦ってからのエンディングですから。
バイオハザードってきっと終盤より序盤の方が恐さもあるし見所いっぱいなんだと思います。

自分が「バイオハザード1」をやったのは友達の家でした。
当時高校生くらいだった自分は友達の家で初めて見た「プレステ」なるものにビックリ。
映像が綺麗で映画みたいな演出もたくさんある、まさに「次世代ゲーム機」って感じでした。
SONYのマークが出る「デデーン」って音は全部のゲームを立ち上げる時に鳴る音なんですが、初めて見たプレステが「バイオハザード」だったためそれ以降あの音を聴くとバイオハザードを思い出したものです。
その後自分もプレステを購入し、「バイオハザード2」「バイオハザード3」とやっていくことになるのです。

明日は、この映画の続きともいえる「バイオハザード ダムネーション」の話と、バイオハザードというゲームの進化について。。。

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