2016年のアメリカ映画「ソーセージ・パーティー」です。
R指定のアニメーションです。
セス・ローゲンが脚本と製作をしてまして、主人公の声もやってます。
声優陣がとても豪華でして、クリステン・ウィグ、ジョナ・ヒル、マイケル・セラ、ジェームズ・フランコ、サルマ・ハエック、エドワード・ノートンなどなど、セス・ローゲンだからこそ集まったメンツって感じです。

とあるスーパーマーケットから物語は始まります。
そのスーパーで売られている「商品」がこの映画の主役たちです。

メインとなるのはソーセージです。
でヒロインはパンです。
2人は商品棚に置かれてるときからの恋仲。
ですが、袋に入ってるため触れ合えません。

プラトニックな恋って感じですが、とんでもありません。
ズバリ言ってしまうと、ソーセージは「男性器」をあらわしていて、パンは「女性器」をあらわしています。
ソーセージはまぁ何とかなるとして、パンの方がやっかいです。
もろ女性器の形してるんです、でもパンなのでモザイクはいらないという。
ここまで言うと大体わかるでしょうが、パンにソーセージをはさむ行為が「性行為」となるわけです。
パンの口がパクパクしてて、非常に危険。
悪フザケにもほどがある、超大人向けのアニメーションです。

さて、そのソーセージの名前はフランク、パンはブレンダという名前です。
2人はいつか合体したいと思ってるんですが、そのためには同じ人に購入してもらわないと合体出来ないわけです。
スーパーマーケットの自動ドアの外に出るとそこは「天国」だと言われていて、フランクやブレンダだけじゃなく、全商品が早く自分を買ってもらいあの自動ドアの外に出ることを夢見てるわけです。

で、フランクとブレンダは奇跡的に同じ人に購入してもらい、店の外に出るんですが、そこで衝撃の事実を知ります。
人間は「神」だと教えられてきたのに、実は神である人間は自分達を食べてしまうってことを知るんです。
その描写というのがかなり残酷でして、人間的には普通に食事してるだけなんですが、食べ物目線から見ると腕をちぎられ頭をかじられ、血しぶきが飛び散り内臓が飛び出るというグロテスクな映像に見えるんです。

さぁ困ったフランクとブレンダの大冒険が始まる・・・というのがこの映画のお話です。

もうね、滅茶苦茶です。
度をこえた下ネタの応酬です。

最後のシーンは1番すごくて。
とても説明出来ないことになります。
平和を取り戻したスーパーの商品達が全てから解放され、みんなでエッチしまくるというラストなんです。
ソーセージとパンだという設定をいいことにモザイク無しでモロ見えの性行為です。
喘ぎ声が響き渡り、色んな汁が飛び散り、男同士、女同士、3人で、4人で、おかまいなしに乱れに乱れていく。
衝撃のラストシーンは是非自分の目でご覧あれ。

絶対に!子供と一緒に観てはいけません。

オススメ度 56%