2011年のイギリス映画「4 FOUR」です。
あまり有名な人は出てません。

2人の男が暗い倉庫で話してるところから物語は始まります。
1人の男は「探偵」でして、もう1人は「夫」です。
簡単に説明すると夫が探偵にある男を拉致してこいと頼んだわけです。
で、現在探偵はその男を拉致してきた状態。
この拉致された男は「夫」の「妻」と不倫してる男、つまり「浮気男」です。

整理しておきますと。

夫が探偵に妻と浮気してる男を拉致してこいと依頼して、拉致完了して、今にいたるというわけ。

しかし、ここで探偵が「妻もここに連れてきた」と言い出します。
夫はそんなこと頼んでないんですが、まぁそれはそれとして・・・まずは「浮気男」と面会する夫。

浮気男は椅子に縛り付けられ、袋を被せられて顔が見えない状態。
浮気男は探偵と夫に殴られたりしながら「妻と何で浮気したんだ」と責められます。
ボコボコにされた浮気男はグッタリ。

次は妻のところへ。
妻も同じく椅子に縛り付けられ袋を被せられています。
夫が妻の顔に被せられた袋をとると・・・。

「あんた、誰?」

という映画なんですが、まぁ大体そうだろうなって予想してました。
探偵が怪しすぎるし、夫がやたら名前などで確認をしないことからたぶん「人違い」だろうなって予想出来ます。
しかし、問題はここからです。

夫が浮気男のところへ戻ると浮気男は椅子からいなくなっていて、探偵もいなくなっています。
夫はまた妻(偽もの)のところへ。
さぁ、夫はこの状況どうする?って感じです。

夫と偽妻が色々話してるうちに「この偽妻は探偵の妻だろ」って分かってきます。
答えは、そのとおりでした。

んで、ゴチャゴチャあって映画は終わり。

タイトルの「FOUR」というのもこの「4人」のことをさしてるんでしょうね。
最初から最後まで4人だけで物語が進み、なおかつ場所は夜の倉庫のみ。
へたしたら1日で撮影終わったんじゃないかって感じの80分の映画でした。

シンプルイズベストを狙ったんだろうけど、あまりに先が読めすぎてガッカリなサスペンスでした。

オススメ度 32%