
2015年のアイルランド・イギリス・カナダ映画「ブルックリン」です。
シアーシャ・ローナン主演。
監督はジョン・クローリー、あの「BOY A」の監督です。
アカデミー賞では作品賞、主演女優賞、脚色賞にノミネートされました。
「つぐない」では13歳でアカデミー賞の助演女優賞にノミネートされたシアーシャも大人になり、この映画の頃は20歳くらいだったんでしょうかね。
大人になって即2度目のアカデミー賞にノミネート、しかも今回は主演女優賞です。
その間も「ラブリーボーン」や「グランド・ブダペスト・ホテル」などに出演して、着実に大女優への道を歩んでますね。
まだオスカーを獲ったことはないですが、近いうち間違いなく獲るでしょうね。
ちなみにシアーシャはアイルランド国籍だそうです。
1950年くらいのアイルランド。
そこで暮らすエイリッシュはアメリカへ行くことに憧れています。
エイリッシュの暮らす街も悪くないんですが仕事がなく、エイリッシュの働く雑貨屋の店主の鬼ババアっぷりもストレスです。
エイリッシュには姉がいまして、エイリッシュが出ていくということは母の面倒を姉におしつけることになります。
しかし姉はエイリッシュにアメリカに行くことを後押ししてくれます。
とてもとても優しい姉なんです。
というわけで、エイリッシュはアメリカへ。
今みたいに飛行機でサクッと行ける時代じゃありません。
船旅です。
揺れます、吐きます、揺れます・・・吐きます。
それに耐えてやっとこさアメリカに行けるんです。
で、エイリッシュはブルックリンに着き、そこで仕事をしながら1人暮らしを始めます。
まぁ最初はホームシックになり大変でしたが、それもすぐ慣れ、仕事もこなし、夢は資格をとりキャリアウーマンになることです。
そんな時出会ったトニーというイタリア系の男性と恋におち、エイリッシュは人生最良の日々を過ごすんです。
が、ここでアイルランドから「姉が亡くなった」という知らせが届きます。
さっきも言いましたがアメリカからアイルランドまで戻るにはまた何日も船旅です。
姉の葬式には間に合わないんです。
エイリッシュは少しの間アイルランドに戻る決意をします。
で、トニーとはしばらくお別れです。
トニーはエイリッシュがアイルランドに戻ったらもう2度とブルックリンには帰ってこないのではと心配です。
トニーはエイリッシュにプロポーズ、2人は永遠の愛を誓うのです。
そして、エイリッシュはアイルランドに戻るんですが、そこで昔から知ってるイケメン君と再会。
「ダメよ・・ダメよ・・・」と思いながらもイケメン君に惹かれていく。
しかもイケメン君、お金持ち。
一方、アメリカのトムは貧乏。
地元のイケメン金持ちか、ブルックリンの優しいトムか・・・。
さぁ、エイリッシュの出す答えは、どっち!?
という映画でした。
アカデミー賞で絶賛受ける系の映画です。
なので自分的には「退屈」な映画でした。
ラスト10分くらいは盛り上がりましたけどね。
そんな大絶賛受けるほどの映画じゃなかったような。
まぁこういう映画を「名作だ」って言っておけば映画通っぽいんで俺も「最高だ」って言っておきましょう。
嘘です・・・、よく分かりませんでした。
オススメ度 40%