2016年の日本映画「ちはやふる -下の句-」です。
2016年3月に公開された「ちはやふる -上の句-」の続きになります。
上の句から1ヵ月後の4月に公開されてます。

メインの出演者は昨日書いた上の句の方を見てもらうといいとして。
今回から松岡茉優が参加してます。
上の句にも予告みたいな感じでチラッとは映ってましたけどね。

さて、上の句では広瀬すず演じる千早が高校生になり「競技かるた部」を作るところから始まり。
幼馴染の太一を含む5名で競技かるた部として青春するっていう話でした。

千早と太一には新というもう1人幼馴染がいて、実は新がかるたを広めた本人なんです。
その新とは新が引っ越してから連絡をとっていませんでした。
が、かるた部を作ったことによって新に連絡をとり、また3人でかるたをやろう・・っていう夢を語るわけです。

今回はその新に千早と太一が会いに行くところから物語は始まります。
しかし、新は祖父を亡くしたばかりで落ち込んでいます。
その祖父はかるたの世界では知らない人はいないほどの凄腕の人だったそうです。
結局、3人でかるたをすることはなく千早と太一はまた部活動に戻ります。

そして、今回千早にライバルが出現。
ライバルというか、現「クイーン」の若宮という女の子。
クイーンとは「チャンピオン」のことだそうです。
つまり、現女子チャンピオンが女子高生ってことですね。
その若宮を松岡茉優が演じています。

ラストでは千早vs若宮の対決があり、4年無敗のチャンピオン若宮の勝利で終わります。
しかし、若宮は久々にかるたをやって楽しさを味わい、千早をライバルと認めます。
最後ではおそらく大人になった2人なんでしょうね、クイーン戦、つまりチャンピオンシップをやってる映像で映画は終わります。
作り的には「ピンポン」と同じ感じですね。

さて、この「ちはやふる」、大ヒットしましたので続編が決定してます。
が、その続編やりますよの発表をしたのが「下の句」の公開日なんですよね。
早いにもほどがある。

要するに「3部作」なんですね。
ていうか、次も「上の句」「下の句」やったら「4部作」になりますが。
原作が34巻も出てますから、まだまだネタはあるんでしょうね。
新が今回もほぼ活躍するところはなく、というか、新は若宮の更に上の実力だそうでして、かるたしてるとこほぼありません。
でも、新が太一に千早のことで宣戦布告してましたから、ここからかるただけじゃなく、恋のバトルも始まるんでしょうね。
原作読んでみたいですね、どうなるんだろう。。。

さて、余談ですが、実は広瀬すずの姉広瀬アリスもちょっとだけ出てます。
それは「上の句」なんですが、雑誌のグラビアとして出てます。
上の句の序盤でちょろっと触れられてから一切話題にならなかったんですが、千早の姉はモデルをしてて有名人だそうです。
その写真が広瀬アリスっていう、写真だけの出演です。

話的には「漫画読まないとな」って思ってしまうのでイマイチでしたが、やっぱりこの映画は「広瀬すず」なんです。
昨日も書きましたが、本当に漫画から出てきた女の子みたいな少女です。
この映画の時17歳ですかね。
堂々とした演技で、というか、とても自然に100%の笑顔を見せてました。
10代の少年はこれを観て「カワイイ」と言うんでしょうけど、おじさんになると広瀬すずは「カワイイ」存在じゃないんです。

ただただ、「恐い」。

「どうだ!」と言わんばかりの元気さが、恐い。
つまりは、面白い女優さんだなぁってことです。

オススメ度 39%