
2002年のアメリカ映画「スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃」です。
原題は「Star Wars Episode II Attack of the Clones」です。
製作総指揮・脚本・監督などは前作同様ジョージ・ルーカスです。
出演は1に引き続きユアン・マクレガー、ナタリー・ポートマンなどなど同じメンツなんですが。
アナキンが成長して大人になっているためアナキン役がヘイデン・クリステンセンになってます。
ちなみに、エピソード1のアナキンを演じた少年がどうなったのか調べてみたところ、やはり悲しい人生になってます・・・。
アメリカの子役って幸せな大人になれない子多いですね・・・。
去年まで刑務所にいて、現在精神病院にいるそうです。
はい、というわけでねー、子役の闇は置いといて、スターウォーズ7作を続けて感想書いていく第5発目。
エピソード2ですよー。
エピソード456でルークとダースベイダーの戦いが終わり、時はさかのぼりエピソード1、ダースベイダーの過去のお話となってました。
エピソード1で後のダースベイダーことアナキン・スカイウォーカーが少年として登場。
凄い才能だってことでジェダイの騎士への道を歩み始めました。
続くこのエピソード2はエピソード1の10年後となってます。
宇宙は色々大変なことになってるわけですが、アナキンも成長してます。
エピソード1では10歳くらいの少年でしたが、エピソード2は10年後ということで20歳くらいになってます。
んでビックリ、超イケメンなんですね、アナキン。
エピソード4で黒いマスク被って「ダーンダーンダーンダーンダダーンダンダダーン♪」って音楽とともに登場する恐い存在だったダースベイダーですが20歳くらいの頃は美少年だったんですねぇ。
ちなみにオビ=ワンも若い頃イケメンですね。
ジェダイはイケメン多し。
さて、10年後ということはイケメンになっただけではなくジェダイとしても成長してます。
オビ=ワン師匠のもとで修業に励んだんでしょうね。
でも、この頃からアナキンにはダークサイドの一面がチラホラ・・・。
オビ=ワンの言うこと聞かないで暴走したり、イラついたり、今更遅いんだけどマスターヨーダの言うとおりアナキンは危険だってことが見てとれるようになってます。
一方、アミダラなんですが、10年たっても美しいまま。
そんなアミダラに恋に恋い焦がれているアナキン。
10年前の少年期からアミダラが大好きで10年たった今もアミダラLOVEなアナキン。
10年間1度も会ってないのに。。。
ちょっと恐いです。
「俺、10年間毎日パドメ(アミダラのこと)を考えてすごしてた」って言ってます。
「俺だけなのか!?パドメ!君もだろ!」って感じでアミダラに迫ります。
ストーカー気質もあり、とてもジェダイにむいてるとは思えない。
しかし、アミダラもイケメンになったアナキンに好意をよせます。
んで2人は相思相愛な感じに・・・。
という感じでして、このエピソード2は「ラブロマンス」となってます。
アナキンとアミダラの許されざる恋、がこのエピソード2なんです。
もちろんラストは凄いアクションシーンが待ってますが、話の中身はラブロマンスです。
さて、ここで問題になってくるのがアナキンとアミダラの年の差です。
10年前のアミダラもナタリー・ポートマンが演じてましたからあの頃すでに大人だったのかな。
あの時20歳くらいだったとしたら今30歳、アナキンが20歳、年の差は10歳でしょうか?
ちょっと調べてみたところ正式な年齢は発表されてないらしいんですが、どうやらアミダラはエピソード1の時点で15歳くらいだったということです。
15歳には見えないくらい大人びてたけど、少女だったわけですね。
ということはこのエピソード2の時点で25歳。
アナキンとの年の差は5歳ってことに。
あぁ、全然ありえるカップルだったんですね。
エピソード1の時は大人と子供って感じだったけど。
5つ上のオネイ様とラブラブしちゃうアナキン、この頃が彼の人生の絶頂期でしょう。
前作はジャージャーが大活躍だったためいまいち出番の少なかったC-3POとR2-D2ですが、今作はばっちり出番あります。
C-3POはエピソード1でアナキンの実家に置いてけぼりのまま10年間放置されてましたが、今作でやっと回収。
エピソード1では配線むき出しの体でしたが、エピソード2でやっとこさ見慣れたC3-POになります。
オビ=ワンがアナキンに「いつかお前に殺されるよ」って言う場面があったりしてドキッとするんですが、アナキンは笑って誤魔化します。
でも映画観てる人は「本当に殺されるんだよ・・・」と分かってるからアナキンの顔が恐く見えます。
ラブロマンスの多い作品なんですが、ラストはド派手に大暴れ。
しかし、今回の敵がカッコ悪いってのが残念でした。
ダースモール出せばいいのにエピソード1で使い捨てちゃったから、今回の敵はジャンゴっていう全身鎧着た男です。
全く魅力のないキャラでして、見た目は「出来損ないのロボコップ」って感じ。
負け方もサクッとやられて終わりなので微妙。
やっぱり悪役って大事ですね、今作は悪役があまりにもポンコツでした。
そのラストバトルでジェダイの騎士がたくさん出てきます。
こんなにいたんだ!?ってビックリするくらいいます。
でも強さは微妙みたい、やっぱりアナキンがいかに凄いかってことがよく分かりました。
さてさて、ラブロマンスのストーリー展開だし、悪役ダサいし見所無さそうなんですが1つドデカイ見所が。
それは。
マスターヨーダ大暴れ。
もうこのエピソード2はこれにつきると思います。
ずーっと登場はしてるものの「本当に強い?」って疑問だったマスターヨーダが今作でとうとうライトセイバーを手に戦います。
その強さたるや、最強です。
他のジェダイからも一目置かれる理由がやっとわかりました。
ヨーダは強すぎるんですね。
これでも年寄りですから、若い頃は神の領域だったのでは・・・。
とにかくヨーダが戦うシーンがあるというのがこのエピソード2の大きな見所です。
そして、物語はいよいよ佳境に。
戦いに勝利したかに思えたのですが、マスターヨーダが「これはクローン戦争の始まりだ」と告げます。
エピソード3は凄いことになりそうですってことです。
そしてそして、アナキンとアミダラは愛を誓いあい映画は終わり。
この直前にあのダースベイダーの音楽が流れます。
エピソード3、何故アナキンはあの黒い兜をかぶりダースベイダーと名乗り宇宙を侵略しようとしたのか、その謎が明らかに。
オススメ度「67%」