
1980年のアメリカ映画「スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲」です。
原題は「Star Wars Episode V The Empire Strikes Back」です。
さて昨日書いたとおり「スター・ウォーズ」シリーズ7本について書いていく第2弾です。
ナンバリング順じゃなくて、公開された順に書いていくので順番は「4561237」です。
前作同様製作総指揮はジョージ・ルーカスなんですが、監督からは退いてます。
出演者は前作と同様です。
さて、前作は主人公であるルーク・スカイウォーカーが宇宙へ旅立ち。
ハン・ソロ、レイア姫、チューバッカ、そしてC3-PO、R2-D2と共に大冒険を繰り広げました。
エピソード4は主人公達の旅立ちと、宿敵となるダース・ベイダーの登場などこれからのスター・ウォーズの基礎となる1本でした。
今作はエピソード5ということで前作の続きからになるんですが。
ルークはオビ=ワンの死の悲しみから立ち上がり、伝説のジェダイマスター「ヨーダ」に会いに行きます。
ちなみにオビ=ワンは死んだんですが、魂みたいなものがフォースと交わって、何かうまいこと「霊体」みたいな状態になって登場します。
最初はビックリするんですが、バンバン出てくるので次第に慣れます。
「オビ=ワンはそういう奴なんだ」ってことです。
一方、ハン・ソロとレイア姫はルークとは違う旅を続けてましたが、色々あって昔の仲間に裏切られハン・ソロは囚われの身に。
ルークは仲間の危険を察知し、ヨーダとの修行を中途半端に残したままハン・ソロのもとへ。
ヨーダとオビ=ワンが「まだ行くなって!早いって!修行残ってるって!」って言っても聞かないルーク。
ルークが言うこと聞かずに旅立ったあとの2人のガッカリっぷりが笑えます。
ヨーダにいたっては「ジェダイの騎士にするの他の奴のが良くない?」とまで言ってます。
スター・ウォーズシリーズの有名なキャラ「ヨーダ」が登場するってことでこの作品はとても重要な1本ですね。
この作品では「本気のヨーダ」を見ることは出来ませんが、違うお話で「あ、ヨーダってやっぱ凄い!」って分かる場面が出てきます。
んで、もう1つこのエピソード5で重要な場面があります。
それは、ダース・ベイダーがルーク・スカイウォーカーに「お前は俺の子だ!」と宣言する場面です。
ビックリ仰天、主人公の宿敵が実は主人公の親父だったってことが明かされるわけです。
ここまでは「倒せばいい敵」だったダース・ベイダーですが、親子関係であるってことでより複雑になっちゃうんです。
範馬刃牙と勇次郎みたいな関係ですね。
さーてややこしいことになったルークとベイダーの関係ですが。
その裏でこっそりハン・ソロとレイア姫がイチャイチャし始めてます。
ルークは別行動で知らないんですが、キスして盛り上がって愛の告白までしてるんです。
それを知らないルークはいまだにレイア姫が好きなんですが。
問題はこの後のレイア姫の行動です。
ハン・ソロが冷凍されいなくなってしまった直後、レイア姫はルークにキスをするんです。
その後もルークに肩を抱かれ旅を続けるレイア姫、エピソード6へ続く・・・。
今改めて観てみると、このレイア姫、中々のくわせものですね。
「トワイライト」シリーズのベラの原点はレイア姫だったのかもしれませんね。
どう考えてもハン・ソロがいない間の寂しさをまぎらわす役となってるルーク。
この時点でこれに気付いてたら、ルークは即暗黒面に落ちてたかもしれませんね。
結構銀河系が危ない瞬間ってここだったのかもしれません。
さて、最後に見所はというと。
当時の子供がみんな憧れた「ジェダイの騎士」になるための「修行」です。
当時の子供達はきっと「マスターヨーダの教えどおりやれば僕も・・・」と思ったはず。
では、そのヨーダがルークに課した修行とは・・・。
まず片腕だけで逆立ちをし、足の上にヨーダを乗せ、その状態をキープしながら目の前の大きめな石をフォースの力だけで綺麗に上に積んでいく、というものです。
当時の子供達がジェダイの騎士への道を閉ざされた瞬間でした。
オススメ度「52%」