
2015年のアメリカ映画「アナコンダ vs. 殺人クロコダイル」です。
原題は「Lake Placid vs. Anaconda」、「レイクプラシッド」はワニが襲ってくる映画のタイトルです。
まぁ邦題分かりやすいですね、でもクロコダイルにだけ「殺人」ってついてるのがズルいですよね。
それならアナコンダにも何かつけないと。
ってことで考えてみました。
相手が「殺人」なわけですから、アナコンダも「殺」って文字が必要かな。
ってことで考えたのは「殺戮アナコンダ vs. 殺人クロコダイル」なんてどうでしょう。
あ、なんか今度はアナコンダの方が強く見えてきた・・・。
さて、タイトルから察するに「B級映画」なんですが、正解です。
DVDのジャケットは嘘偽りありです。
こんな巨大なイメージじゃないです。
世界びっくり映像かなんかでありそうなぐらいの大きさです。
登場人物の名前一切頭に入ってこなかったんで、大体の感じで物語をかくと。
とにかくバカでアホなビッチ軍団が湖に向かっています。
しかしその湖には近くの研究所から逃げた巨大ワニと巨大アナコンダがいるわけです。
こういう映画においてビッチは殺されてもよしとされる存在です。
言うまでもなく次々とパクパク食われちゃいます。
この研究所の偉いさんがまたバカでアホなクソ女です。
「とにかく金になるんじゃ、生きたまま捕まえろー」と言ってきます。
で言うまでもなくこのクソ女の仲間達もハムハムと食べられちゃいます。
ビッチ軍団の一員の娘の父親が捜索を開始します。
この父親がワニの専門家でして、娘の方も実は良い子だったりします。
役者が湖に揃ったら、あとはパクパクハムハム食べられるだけなんですね。
しかしこの映画において悪いのはアナコンダでもクロコダイルでもないんです。
本当の悪は「ビッチ軍団のボス女」と「研究所のクソ女」なんです。
この2人の女こそがこの映画における本当の悪なんです。
もうとにかく早く食われろ!!と願いながら観てました。
中々死なないんです、他人を盾にして生き残るんです。
が、、、終盤、ビッチ軍団のボス女はワニにパクリッといかれます。
アメリカの映画館ではきっと「イエーイ!!」て歓声があがったでしょうね。
でも、研究所のクソ女はラストで警察に捕まるものの生き延びるんですよね・・・。
「オーマイガ」。
ラストは定番の「終わったけど・・・卵が・・・孵化する」みたいな感じで終わりです。
この映画「アサイラム臭」がぷんぷんしてたんですが、どうもアサイラム社の映画じゃなかったみたいですね。
模倣の天才アサイラムを更に模倣したような映画でした。
オススメ度「32%」