
2014年のアメリカ映画「ライフ・アフター・ベス」です。
オーブリー・プラザ、デイン・デハーン、アナ・ケンドリック、ジョン・C・ライリーなどが出演しています。
まず最初に大好きなオーブリー・プラザが出てるってことでテンション上がります。
「彼女はパートタイムトラベラー」観て以来、オーブリーの顔が見たくてたまりません。
映画も良かったけど、オーブリーのあの表情、最高に面白いです。
次にテンション上がるポイントは「ゾンビ映画」ってとこ。
やっぱりゾンビ映画はアツイ。
最近は特に色んなアイデアのゾンビが出てきてて、ゾンビブーム到来といっても過言じゃありません。
さて、物語なんですが。
オーブリー演じるベスが死んじゃったところから始まります。
ベスの彼氏ザックはベスの死を悲しみます。
ベスの家に行き、ベスの両親と交流していくのですが、ある日、ベスの家でベスを見てしまいます。
「ベスが生きてた!」と喜ぶのですが、どうやらそうじゃないらしい。
ベスは死んで埋められたんだけど、ゾンビとなって甦り自力で墓場から脱出し家に帰ってきたとのこと。
ちなみに記憶が非常に曖昧になっていて、話が中々噛みあいません。
でも、話が噛みあわない以外は結構まともなベス。
ザックは「ゾンビでもいい、ベス大好きだー」となるのです。
ゾンビと人間の恋だと「ウォーム・ボディーズ」っていう名作がありましたが、今作は男女が逆ですね。
オーブリーのゾンビっぷり最高です、もう本当オーブリー凄い、チャーミングすぎる!
そろそろ大ヒット作に恵まれるんじゃないかな。
さて、そんなベスゾンビですが、日にあたると火傷みたいに皮膚がただれてしまいます。
体のあちこちも腐ってきて、何だか凄い臭いらしいのです。
最初はゾンビ化したベスと抱き合いキスしてエッチしてたザックでしたが、さすがに臭いのは・・・ってことになってきます。
そこらへんからおかしなことになってきます。
ゾンビ化したのはどうやらベスだけじゃなかったらしく、色んなところで死んだ人間がゾンビになって墓から出てきて町を徘徊し始めるのです。(日本にゾンビが少ないのは日本が火葬だからだと思われます)
ゾンビは段々と狂暴化し人間を襲い始めます。
なるほど、自分達が知ってるゾンビ映画はこのへんをメインとして観てたんですね。
実は少しずつ自分の意識が無くなっていくという過程があったんですね。
この映画はその過程をじっくり描いてます。
ゾンビの生態、勉強になります。
まず、ゾンビなんですが、さっきも言ったとおり日光が苦手です。
でも、人間にはないパワーを持っていて、重いものもへっちゃらで持ち上げます。
もしゾンビの有効利用が可能なら、工事現場などで重宝されることでしょう。
でも、ゾンビは狂暴で危ないですよね、そこで登場するのが「音楽」です。
何と今作ではゾンビの弱点として「スムースジャズ」が登場するんです。
スムースジャズを聴くとゾンビは穏やかになるんです。
ゾンビの働く工事現場ではスムースジャズは絶やさないように流し続けましょう。
自分が一番気に入ったオーブリーゾンビは、ガスコンロを背負ったオーブリーゾンビです。
シュールすぎて絵になってて、オーブリーのゾンビ演技が面白すぎるんです。
最高、オーブリーゾンビ!!
さて、今作では中盤とラストだけなんですがアナ・ケンドリックも登場します。
これまた自分がイチオシの大好きな女優さんで、ちょっと前までは「ヒロインの友達役」ってのが多かったアナですが、ここ数年アカデミー賞の助演女優賞にノミネートされたりして、結構良い役やってます。
でも今作では数年前のアナみたいに、主人公の友達役として出てきます。
これくらいのユルイ位置にいるアナが一番カワイイです。
自分が大好きなオーブリー・プラザとアナ・ケンドリックの共演シーンは中盤のわずかだけです。
自分的にはかなりムネアツなシーンでしたよ。
次回もまた新しいゾンビに出会ったらその生態を詳しく調べていきましょう。
オススメ度「59%」