
2014年のアメリカ映画「あなたを見送る7日間」です。
原題は「This Is Where I Leave You」です。
まぁ原題を尊重しつつ分かりやすい良い邦題だと思います。
とあるファミリーの親父が死んでしまいます。
おかんは家を出た息子や娘を呼び集めます。
葬式などが終わり、普通はそれでまた解散なんですけども、親父の遺言で「7日間、家族は一緒に過ごせ」みたいなことを残してるんです。
なので仕方なく家族は久々にひとつ屋根の下で7日間暮らすことになるのでした・・・。
という物語です。
アメリカ映画でよくあるやつですね。
親が死んだことで久々に集まった兄弟たちだったが、それぞれ色んな問題を抱えてたりして、家族同士ぶつかったりもする、みたいなやつです。
主人公はジャドという青年なんですが、長く働いた会社を辞めたばかり、しかも家族には言ってませんが離婚もしたばかりなのです。
何故ジャドが離婚したのか・・・というのがこの映画で1番心動くところです。
ある日、ジャドが仕事を終え家に帰ってくると寝室から喘ぎ声が・・・。
寝室に行ってみると妻が大声で叫び感じまくっている最中。
ジャドはそっとベッドの横まで行ってみると、驚いて離れるベッドの男と妻。
男を見てみると・・・会社の上司だったのでした・・・。
どえらいところを目撃、しかも自分が毎晩寝ているベッドで・・・。
聞いてみるとこの関係は1年前から・・・。
1年間も知らずに上司と妻が寝たベッドで寝ていた・・・、気が狂いそうですね。
相手が元モーニング娘じゃなくてもショックでしょう。
というわけで、離婚したジャドなんですが。。。
何とこの浮気妻が電話してきて「妊娠してる、あなたの子よ、浮気相手は無精子だから、絶対あなたの子よ」とか言ってくるんです。
「ふ・ざ・け・る・な」
の極みですね。
もう誰の子とかそういう問題じゃなく、何の話だよ!って感じです。
しかもそのバカ浮気妻は「あなたの子でもあるから認知して、一緒に育てて」とか言うんです。
「し・ん・で・く・れ」
の極みですね。
よくそんなこと言えたもんだって感じです。
でも、男ってのは悲しいもんですね。
ジャドはあんなクソバカ浮気妻なのにちょっと優しくしなくちゃなって思っちゃうんです・・・。
映画観てる側としては、「知るかボケ!!!」って罵って縁きってやれと思うんですが・・・。
そんなクソバカビッチ浮気妻とのやりとりもありつつ、他にも兄弟達の色んな悩みが明かされていくわけです。
最後に、母ちゃんの衝撃告白は結構ビビります。
オススメ度「46%」