2014年のアメリカ映画「ロッジ LODGE」です。
原題は「Don't Blink」、「瞬きするな!!」って意味です。

10人の男女がロッジで楽しい週末を迎える・・・という始まり。
10人は車のガソリンがギリギリのところでロッジに着きます。
ちょーどガス欠ギリで着くってのは「この後逃げれませんよ」ってことを分かりやすくするためです。
プラスして「ここは携帯の電波が届かない」ってことも説明してきます。
要するに「逃げれないし、連絡も取れないぜ!」ってことです。

分かりやすーくシチュエーションを作り上げたわけです。

さてこの10人なんですが、キャラが薄くて困ります。
個性的なこと何も無いので正直それぞれの名前を覚えるのは不可能に近いです。

キャラ薄いくせいに序盤はかなりダラダラします。
引っ張って引っ張って引っ張って、前半はほぼ何も起きません。

しかし、やっと地味な映画が動き出します。

「○○が消えた!」

って言いだすのです。
「死んでる」ではなく「消えた」のです。

地味・・・。

映画はこの後も1人ずつ消えていきます。
ただただ、「消える」んです。

だから残った連中はお互いを見張るようにするんです。
それがタイトルにある「瞬きすんな!」ってことに繋がるわけです。
それでもどんどん消えていき、10人いた男女も女性が1人だけになってしまいます。
最後でパトカーなどが助けに来るんですが、助けにきた人達も一瞬で消えてしまって結局女性は1人・・・、エンドです。

何が起こってるんだ!!って思いながら観たんですが最後までほったらかし。
オチなんか無い。

ただ消えたってだけ。

っていう映画でした。
序盤から充分に退屈でしたが、ラストまで退屈のまま終わるとは!!

映画を観てる人の時間が「消える」映画です。

オススメ度「29%」