2013年のカナダ・アメリカ映画「AFFLICTED アフリクテッド」です。
原題も「AFFLICTED」でして、意味は「苦しんでいる」みたいな感じです。
邦題せっかく原題どおりなのに何で読みを加えるんでしょうかね。
同じ言葉が2つ続く理由が分かりません。
「ドラえもん どらえもん」ってことですからね。

さて、映画はフェイクドキュメンタリー風です。
デレクというアジア系の青年がクリフという白人の青年と世界を旅するというものです。
デレクは脳に病気を抱えていて、もしかしたらあまり長く生きられないかも、ということで今のうちに世界中を旅したいと考えたのです。
クリフはドキュメンタリー作家なのでそのデレクについていってカメラを回し続けようというわけです。

出ましたね、「カメラを回し続けよう」映画。
もう飽きた、無理がありすぎるくらい回し続けるやつ。

さて、世界中の色んな国を回るということで、その旅で訪れる国一覧が画面に出ます。
日本も予定に入っていて、「お、日本にもやってくるぞ」と期待です。

まずヨーロッパから旅は始まります。
ここから世界を回るデレクとクリフの旅の映像が始まるわけですね・・・。

しかしオチを言ってしまうと、この旅はこのままヨーロッパで終わります。
日本なんかやってきませんよ。
そういうの期待したのに。

デレクは旅先で出会った綺麗な女性をホテルにつれこむんですが、何故か血まみれでクリフに発見されます。
女に騙されたのかなって感じなんですが、ここからデレクの容体が急変。
何食べても吐いちゃうし、太陽の出てる時は外に出れなくなります。
よく分からないんですが。

デレクはヴァンパイアになったのでした!!!

何という急転直下。
デレクとクリフが世界を回るフェイク・ドキュメンタリー映画かと思ったら。
いつもの、よくある、「自撮りホラー映画」でした。

どんどん狂暴化していくデレクをクリフが撮影し続けるという。
途中から自分のテンションはガタ落ちでしたが。。。。

結局、自撮りする映画ってホラーになっちゃうんですね。
そのまま旅するだけの方が斬新だったんですけどね。
ていうか、日本にやってきてどこを訪れるのか期待したよ・・・。

オススメ度「34%」