
2014年のアメリカ映画「22ジャンプストリート」です。
2012年の「21ジャンプストリート」の続編となります。
もとは同じタイトルのテレビドラマでして、そっちはあのジョニー・デップが主演しています。
テレビ版はジョニー・デップの出世作としても知られています。
この映画版ではジョナ・ヒルとチャニング・テイタムのダブル主演です。
前作を簡単におさらいすると。
おでぶのシュミットとマッチョのジェンコが活躍する警察ものです。
2人が高校に潜入捜査して麻薬がらみの事件を解決するというものです。
今作でもコンビは健在で、相変わらずぶっとんだ警察官をしている様子。
そして、2人はまたしても潜入捜査を命じられます。
今度は「高校」じゃなくて「大学」です。
前作の「どう見ても高校生には見えないだろ」ていうのから、今作では「まぁ大学生には見える・・・かな」くらいまでにはなりました。
うまいこと潜入捜査をしてくれたらいいんですが、ドタバタと色々問題をおこす2人。
2人は喧嘩別れしたりして、そんな中、やっぱり大学では麻薬が流行していて・・・。
ちゃんと仕事して解決までいけるのかな・・・って心配になる2人です。
はちゃめちゃなコンビでして前回同様面白い映画でした。
問題はラストです。
スタッフロールが流れる前に次回予告が始まります。
「23ジャンプストリート 医科大編」って画面に出るんです。
次やる気まんまんどころか、すでにタイトルも決まってるんですね。
更にはポスターまで撮り終えてて、準備万端です。
しかし・・・すぐに画面にはこう表示されます。
「24ジャンプストリート 交換留学生編」。
なんと、次の次まで決定してるんですね。
もちろんポスターも完成しています。
で・・・。
「25ジャンプストリート 海洋調査編」が表示されます。
次の次の次まで・・・ていうか海洋調査編ってなんだ?
この調子でどんどん行きます。
「26ジャンプストリート アートスクール編」、「27ジャンプストリート 料理学校編」、「28ジャンプストリート 獣医科大編」、「29ジャンプストリート 日曜学校編」と続くのです。
全部ポスター撮りも終えてます、が、この29で配役が変更になったみたいです。
しかし。
「30ジャンプストリート フライトアカデミー編」で配役が元に戻り、「31ジャンプストリート 忍者アカデミー編」、「32ジャンプストリート 消防士学校編」と続きます。
そして「33」で「ジャンプストリート・ジェネレーションズ」というタイトルになり、「34ジャンプストリート」では今作の悪役が生きてたってことで復讐しにやってきます。
更に「35ジャンプストリート 交通学校編」、「36ジャンプストリート 陸軍士官学校編」、「37ジャンプストリート スキューバ編」、「38ジャンプストリート ダンスアカデミー編」となっています。
38ってことは少なくとも20年くらいはたってるので2人にはもう「学生」は無理だと思うんですけどね。
相変わらず「学生として潜入」させられてるみたいです。
「39」は一風変わってゲームの中に入るSF展開だそうでして、そこからアニメ化され、フィギュア化されグッズが色々発売されます。
「40ジャンプストリート 老人ホーム編」、「41ジャンプストリート マジック学校編」、「42ジャンプストリート 美容学校編」、「43ジャンプストリート マリアッチ学校編」、そして時代は進みとうとう「2121ジャンプストリート」では宇宙へ・・・。
どこまでやるんだ・・・ってぐらい悪フザケに力入れすぎてます。
それぞれのポスターが何かしらの映画のやつに似てるのも笑えます。
ラストのこれやりたいがために今作作ったのかなと思ってしまいました。
さすがにそこまでは続かないでしょうが、「23ジャンプストリート」くらいまでは観たいですね。
オススメ度「50%」