
2014年のアメリカ映画「ザ・ヘラクレス」です。
原題は「The Legend of Hercules」です。
ケラン・ラッツ主演となっております。
古代ギリシャのお話しです。
多いですよね、古代ギリシャの映画。
コロシアムで戦うムキムキの男達の映画。
主人公はタイトルのとおり、ヘラクレスです。
ヘラクレスは神と人間の間に出来た子でして、いわゆる「ハーフ」ってことですね。
日本でもハーフのタレントさんがブームですしね。
神とは「ゼウス」のことです。
ゼウスが人間の女性とどうやって性交渉をするのか・・・ってところは曖昧です。
なんかフワ~っとして、「デキちゃった」となります。
その半神の男がヘラクレスなんです。
ヘラクレスの親父は「俺の子じゃねぇ、誰の子だ!」ってことで妻に激怒します。
そりゃそうです、ある日いきなり妻が妊娠して、「最近してないぞ」ってことになったら「浮気して子供まで!」って激怒するのは当然。
んで、産まれてきたヘラクレスに冷たくあたる父親。
「俺の子じゃねぇ」ってこですね。
ヘラクレスには兄がいまして、こっちは激怒の親父と妻の間の子です。
なのでこっちの兄貴を父親はかわいがるわけです。
ヘラクレスは大人になるとムキムキのイケメンになります。
ヘベというお姫様とラブラブです。
でもこのヘベ、種違いの兄貴も惚れてるんです。
この兄貴がまた性格がゴミクズのように悪くて、弟のヘラクレスからヘベを奪い取ろうと必死です。
で、親父が動きだしまして。
「ヘベは兄貴のもんだ!結婚させる!」と宣言するんです。
ヘラクレスとヘベはかけおちします、が、即捕まります。
ヘラクレスはそのまま戦場へ送られることに。
その戦場は生きて戻るのが難しい戦場。
要するに「死んでこい」ってことなんです。
しかしヘラクレスは何とか生き延び、奴隷となっても耐え、早くヘベの元に戻ろうとするのでした・・・。
という感じのお話しです。
なんかいたるところで観たことあるような話でした。
そういうもんなんですかね。
驚くのはラスト付近でヘラクレスが神の力を発揮するところです。
もうなんか1人だけワンピースの悪魔の実の能力者みたいになってて、かなり卑怯です。
何でもありの力を発揮して、親父たちと戦います。
もう1人神の子が登場してヘラクレスとド派手なバトル繰り広げたら盛り上がったかもですね。
オススメ度「37%」