
2014年の日本映画「青天の霹靂」です。
劇団ひとりの小説を映画化したものです。
監督は監督デビューとなる劇団ひとりです。
大泉洋、柴咲コウ、劇団ひとりなどが出演しています。
劇団ひとりさんは監督・脚本・出演の3つをこなしてるんですね。
ちなみに劇団ひとりさんの小説はこれが2冊目でして、1冊目は「陰日向に咲く」です。
売れない手品師の春夫はひたすらくすぶってました。
もう自分が何で生きてるのかさえも分からないくらいに。
安売りになるのを待って買ったパンも公園で落とし、アパートに帰ると部屋が水びたしに。
もう何もかもが嫌になっていくのです。
そんなある日、春夫に1本の電話が。
父親の正太郎が死んだという電話でした。
正太郎はホームレスになっていたようで、春夫は遺骨をとりに・・・。
そして遺骨を受け取ったその場で雷に打たれ・・・・・。
何故か昭和48年の過去へタイムスリップ・・・。
というわけで、何も知らずに観始めたのでビックリでした。
ひたすら落ちていく青年が何かの希望を見つけるまでひたすらグダグダやる感じの話かと思ったら突如タイムスリップですからね。
んで、タイムスリップした先で若い頃の父親や母親と出会い、知らなかった両親の過去を知るのです・・・。
手品師が主人公なので手品のシーンがたくさん出てきます。
これ全て本人がやってるそうです。
オープニングのシーンなんか何回NG出たんだろうって感じです。
そもそも撮影に入るまでにかなり練習したんでしょうね。
話は結構退屈でして、「陰日向に咲く」みたいなものを期待してたので結構ガッカリでした。
何か他でも見たことあるなって感じのストーリーです。
短くしたら世にも奇妙な物語でもいけるかも。
特に映画の終わり方が微妙でして・・・。
ガッカリ度がそこで更に増した感じでした。
でもそこまで期待せずに観れば楽しんで最後まで観れると思います。
劇団ひとりさんの次回作に期待ですね。
品川さんの方があまりにも・・・なんで。
オススメ度「41%」