
2013年のイギリス映画「パニック・トレイン」です。
原題は「Last Passenger」です。
もう邦題で中身がバレバレですね。
電車の中でパニック状態になるという映画です。
医師のルイスは息子と一緒に深夜列車に乗り込みます。
列車内で知り合ったサラという女性と楽しい時間を過ごします。
しかし、ルイスは電車が停車した時に外で倒れてる人を見てしまうのです。
助けようと車掌のもとに行きますが、全く応答せず。
それどころか止まるはずの駅にも止まらず。
どうやらこの電車、乗っ取られたらしいのです・・・。
という感じの映画です。
他にも数名の客たち。
この状態をどうにか脱出しようと考えますが、うまくいきません。
どうやらこの電車を乗っ取ったやつは自殺する目的の様子。
時間はもうあまり無い、パニック!!!
パニック!トレイン!!
映画は最初から最後まで電車の中です。
それは良いんですが、なんと最後まで犯人出てきません。
最後はドカーンと電車が炎上して、おそらく犯人はそれで死んだんだろうという感じで終わりです。
結局何だったのかサッパリでした。
本当に「自殺目的」だっただけみたいですが。
何かあるのかなと思ってしまいました。
犯人の姿すら出てこないので・・・。
とにかく行き当たりばったりなストーリー展開と、途中でネタ尽きた感のする構成であまり面白くない映画でした。
観てる方は全くパニクらないので、映画の中で起きてることとの温度差がありました。
飛行機はハイジャック。
バスはバスジャック。
んじゃ電車はトレインジャックって呼ぶんですかね。
オススメ度「26%」