
2013年のアメリカ映画「マチェーテ・キルズ」です。
日本では2014年に公開されました。
監督はロバート・ロドリゲス。
出演はダニー・トレホ、ミシェル・ロドリゲスなどなど。
その他の出演者については後で書きます。
2010年の「マチェーテ」の続編になります。
マチェーテは名前の由来にもなっている「ナタ」を振り回すデンジャラスキャラです。
ロバート・ロドリゲスの映画なのでかなり覚悟して観て下さい。
流血は当たり前、首が飛ぶ腕が飛ぶ、内臓とか引っ張り出しちゃう映画です。
でもそこまでリアルじゃないのでキモイというよりビックリする程度です。
なのでグロが苦手な自分でも観れます。
さて、前作でナタ持って大暴れしたマチェーテでしたが。
今回も最初っから大暴れ、次々悪者を惨殺していきます。
が、ここで何と前作のヒロインでもあったジェシカ・アルバが死にます。
「どうせ後々生きてたってことで出てくるんだろう」と思ってましたが、本当に出てきません。
「バン」て撃たれて終わりです。
他にも濃いキャラが登場してはすぐ死にます。
もうロバート・ロドリゲスのハイテンションには常識は通用しないのです。
ストーリーはあってないようなものです。
悪者の心臓が止まったらミサイル発射されてアメリカが大変なことになるのでこの悪者の心臓から何とかミサイル発射の機械を取り外してアメリカを救おうって感じです。
でも、この悪者もすぐ死にます。
しかし、心臓だけ取り出して生かしておくのでミサイル発射は免れます。
さて、前作でビックリした大物登場はロバート・デ・ニーロでした。
今回は、メル・ギブソンです。
他にもアントニオ・バンデラスやレディ・ガガが出てきててんやわんやです。
レディ・ガガ中々良かったと思います。
何となく演技がおぼつかない感じでしたが、まぁ素晴らしい演技を披露する映画じゃないので良いでしょう。
とにかく「出たー!!」ってのが面白いわけですから。
前作ほどのインパクトは無かったかなという感じでした。
前作はもっと笑えたんですけどね。
やっぱりインパクトある映画の2作目はどうしても弱く感じますね。
さて、この映画、1番最初の冒頭で何とこの映画の続編の予告編が流れます。
その名も「マチェーテ・キルズ・アゲイン イン・スペース」。
まだ今から「マチェーテ・キルズ」を観るってのに、続編の予告って、って感じですが、この予告編、偽物です。
何故かマチェーテが宇宙でライトセイバー持って戦ってます。
「スター・ウォーズ」になってるんです。
何やらダースベイダーみたいなのと戦うマチェーテ、そしてこの偽ダースベイダーはディカプリオが演じるそうです!!
「またまたロバート・ロドリゲスったらwww」って感じです。
しかし、本編の「マチェーテ・キルズ」観ていくと、ラストで本当に宇宙に行くような終わり方するんです。
あれあれ?このままいくと冒頭の予告編に繋がってしまう・・・。
ていうか、最初の予告編、ラストを観たら繋がるという仕掛けだったのか!
「またまたロバート・ロドリゲスったら!!」
んで、この偽予告編もあながち嘘じゃないと思います。
なんせ、この「マチェーテ」シリーズ自体が元は「プラネット・テラー」という映画で偽予告編として流したところから始まったんです。
悪ノリがいつの間にか映画化決定しちゃってデ・ニーロまで出てたってのがこの「マチェーテ」なんです。
なので、「マチェーテ・キルズ・アゲイン イン・スペース」も全くの嘘とは言い切れないのです。
あるのか!?ディプリオのダースベイダー!!
オススメ度「54%」